クレベルにいい右ストレートをヒットさせ「手応えもあった」という萩原だが、試合後は失意の表情(C)RIZIN FF
2022年5月5日(木・祝)都内某所で開催された『RIZIN LANDMARK vol.3』のメインイベントで、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)に1R1分37秒、リアネイキドチョークで敗れた萩原京平(SMOKER GYM)が試合後インタビューに答えた。
「言うことないっすね、もう」とショックを隠しきれない様子の萩原。右ストレートには「手応えはありましたね」とはしたものの「寝技が強かったですね。自分が対応も全然できなかったというのもあるので…対応が悪かったですね。力はそんなことはなかったですがテクニックが凄かったです」と、技術の差があったと振り返る。
予告されていたバックチョークのフィニッシュに関しては「細かい対策はしていなかったんですが、バックチョークのディフェンスはずっとしていて、それが本番で勝手に出るかなと思っていました。(足を4の字に巻かれたのは)首の防御に気を取られているときに巻かれて、早かったです」と極めのセットが予想以上に早かったとした。
不利の予想が多い中、クレベルに向かって行ったことは「やってよかったとは思いますが、すぐにそういう気持ちが出てくるわけじゃない。複雑です」と服剤な胸中を口にし、「チャンスをものにできなかった悔しさが一番大きいです」とした。
今後のことを聞かれると「今は先のことはなかなか考えられへん。考えたくない」とやはりショックは大きく、「今までやってきたことが間違いだったのかって考えさせられる日でした。全てのことじゃないですけれど、いろいろ間違っていたのかなって考えちゃったですね」と落胆していた。