グイダをプエレスが3度目のヒザ十字フィニッシュ、5連勝
コ・メインでは、40歳になったクレイ・グイダ(米国)と、4連勝中のグラップラー、クラウディオ・プエレス(ペルー)が対戦。
グイダは、ノンストップファイトでオクタゴンで17勝15敗。2021年12月の前戦ではベテランのレオンルド・サントスの打撃で追い込まれたものの、2Rに大反撃。リアネイキドチョークで逆転勝ちしている。その後、「Fury Pro Grappling 3」では、ビリー・クアランティーロを相手にグラップリングで判定勝ちも収めている。
対するプエレスは、2016年のTUFラテンアメリカ3のファイナリスト。決勝でマルティン・ブラヴォに2R TKO負けも、その後はUFC4連勝中。11勝中2KO・6一本勝ちのグラップラーで、ヒザ十字での勝利を2つマークしている。
▼ライト級 5分3R
〇クラウディオ・プエレス(ペルー)12勝2敗(UFC5勝1敗)※UFC5連勝
[1R 3分01秒 ヒザ十字]
×クレイ・グイダ(米国)37勝22敗(UFC17勝16敗)
1R、ブザー前からファイティングポーズで上下に身体を動かすグイダはオーソドックス構え。対するプエレスはサウスポー構え。
先に中央を取るプエレスの左に回るオーソのグイダは左ローから。プエレスは左ミドルハイを放つ。さらに左前蹴りで牽制。頭を左右に振って圧力をかけていくグイダは、右を振ってシングルレッグへ。
スイッチ狙いから首を抱えるプエレスを、右足を持ち上げて尻を着かせるグイダ。プエレスはネルソンから三角狙い。頭を抜いてかつぎ狙いのグイダにオモプラッタを仕掛ける。
正対に戻すグイダに三角絞めに移行。ここも頭は抜いてまたいでニーオンを狙うグイダに、左腕は掴んだままのプエレスは三角十字に切り替えると、左腕が伸びかけるが、ヒジを抜くグイダに、プエレスは再びオモプラッタ。
腕をからめられながら座るグイダに下から鉄槌を打つプエレス。叩いた背中が赤く腫れ上がる。またいで腕を抜こうとするグイダに背中で回るプエレス。しかし腕を抜いたグイダがハーフで上になりパウンド。
ハーフから半身になり、外の足をグイダの首にかけたプエレスは、一気に足に潜り、左足を掴んで股に挟んでグイダを刈ると、ヒザ十字へ! 電光石火の動きでタップを奪った。
#UFCVegas52 Official Result: Claudio Puelles (@Prince_Of_Peru) defeats Clay Guida by Submission due to a Knee Bar at 3:01 in Round 1.
— UFC News (@UFCNews) April 24, 2022
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キャリア3度目のニーバーでグイダをタップさせたプエレスは、「今のファイトで俺の実力が分かっただろう? アメリカの南フロリダに移住して、日々ハードトレーニングして生活を一変させた。このUFCで戦うことが夢だったけど、1試合や2試合じゃなく、最強の相手と戦うことが目的なんだ。そんな相手を1Rで倒した。俺は誰なのか分かっている。上と戦う準備は出来ている。あと、UFC、スペイン語の解説者にしてほしい」と話した。
ANOTHER KNEEBAR FOR @PRINCE_OF_PERU 🦵 #UFCVegas52 pic.twitter.com/6gXIrWgcUi
— UFC (@ufc) April 24, 2022