2022年6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD GP 2022~RING OF VENUS~』の第2弾対戦カード発表記者会見が、4月22日(金)都内にて行われた。
会見では今大会の応援アンバサダーとして、フィットネストレーナーの岡部友とお笑い芸人のゆりやんレトリィバァが就任することも発表された。
岡部はヒップアップを特徴としたトレーニングを提唱して注目を集めているトレーナーで“美ヒップの伝道師”。これまでK-1の会場に何度も来場しており、トロフィーのプレゼンテーターを務めたこともあった。
中村拓己K-1プロデューサーは「K-1・格闘技じゃなくてもトレーニングに励んでいる人にもK-1女子の魅力を伝えていただきたい」と、岡部に応援アンバサダー就任を依頼した理由を説明。
岡部は「やっぱり自分で自分のことを常に成長させていくスポーツだと思います。そういった意味ではフィットネスやどんなトレーニングとも通ずるところがある」とし、「悩める日本女子全員に女性だけの格闘技を見てもらって、心を強くする、自分ももっとチャレンジしようかなっていう背中を押せるような大会になると思うので、そこを期待しています」と話した。
そこで、K-1とヒップアップトレーニングはリンクするところがあるのかとの質問を受けると「これも物凄くあってですね、お尻を鍛えるというのは骨盤周りを強くしていくんですけれども、キックもパンチも両方とも片足になることが多くて片足のトレーニングってすごく重要で。パンチも実は下半身の力を上半身に伝えてそれをパンチ力として出すと言うところでは、実はパンチひとつでも下半身のトレーニングがとても重要になります」と下半身を鍛えることの大切さを説明。
さらに「実はK-1無差別級のトーナメントで優勝されたサッタリ選手と縁があって、お尻のトレーニングをずっと見ているんですね。その中でもお尻を鍛えるだけではなく使えるようにするトレーニングをすることによって、キック・パンチに凄く効果のある、パフォーマンスを向上させるためにはトレーニングするべきところだと思います」と、4月の『K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント』を3勝(2KO)で制したムハマード・サッタリ(イラン/TEAM OTA/ICF)に、お尻を使えるようにするトレーニングを指導していたことを明かした。
また、ゆりやんは「『THE W』もそうなんですが、やっぱり女性だけの大会のほうが楽屋もピリついているんですね。なので、今回のK-1の時も皆さんどうなのかなっていう、そういうところ興味深いです」と言って笑わせ、これまでデヴィ夫人をはじめ、様々な女性タレントがスペシャルラウンドガールを務めてきたが興味はあるかと聞かれると「中村さんが許してくださるのであれば(笑)」とやる気満々。
中村プロデューサーも「これほど光栄なことはないので、オファーしたいと思います」と返答し、ゆりやんはもし実現したら「できるだけ露出の少ない衣装にします」と自虐コメントで会見場に笑いを起こしていた。