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【RIZIN】金太郎戦が流れた倉本一真が魚井フルスイングと対戦「ボコボコにさせてもらう」、関鉄矢が原口央と対戦=5月5日(木・祝)『LANDMARK vol.3』

2022/04/21 18:04
【RIZIN】金太郎戦が流れた倉本一真が魚井フルスイングと対戦「ボコボコにさせてもらう」、関鉄矢が原口央と対戦=5月5日(木・祝)『LANDMARK vol.3』

(C)RIZIN FF 

 2022年5月5日(木・祝)都内某所にて行われる『RIZIN LANDMARK vol.3』の追加対戦カードが発表された。

 4月16日の『RIZIN TRIGGER 3rd』の試合2日前に金太郎(パンクラス大阪稲垣組)のギックリ腰により、試合が流れた倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)が、RIZINバンタム級(61.0kg)で倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)と対戦することが決定した。

▼61.0kg 5分3R
倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)

 オンライン会見に出席した倉本は、「前回、自分はTRIGGERで、直前で金太郎選手の試合が出来なくなってしまい、それを楽しみにしてくれた皆さんに申し訳ないです。そんなときに榊原(信行)社長はじめ、RIZINさんの迅速なご対応で、次の試合に出させてくれて、そこで唯一受けてくれたのが魚井選手ということで、魚井選手にはほんとうにありがたい、感謝しています」と、緊急オファーを快諾した魚井に感謝の言葉を語った。

 会見には登壇しなかった魚井は、「しっかり準備をして、当日、対戦相手とお客様の前に立てるように努力します」とのコメントを発表。

 榊原信行CEOは、倉本の対戦相手について「大半の選手が“ちょっと……”というなか、一人だけ即答で『やります』と答えたのが魚井フルスイング選手でした。このタイミングでこのオファー。前回(伊藤空也に判定負け)負けても評価を落としていない。グラウンドパウンドの倉本、スタンドKOの魚井、いろんな意味での打撃戦にご注目を」と、期待を寄せた。

 グレコローマンレスリングで、2013年と2014年の全日本選手権で太田忍を2度降して優勝するなど活躍した倉本は、近年、がぶりからの4点ポジションでの打撃が許されたRIZINルールで開眼しており、2022年2月の前戦「RIZIN TRIGGER 2nd」では、加藤ケンジを1R、ケージ際で削り、グラウンドでのヒザ蹴りでTKOに下している。

 金太郎戦の中止決定後、「試合が流れた次の日、計量の日から練習して、そんなに体重を増やさないようにある程度キープしています」という倉本は、「僕もすぐに試合をしたかったので、ちょっと無理を言った状況だったんですけど、今回はケージじゃなくリングになるんですが、まあどこで戦っても自分の持ち味を出してやるんで、敬意を持って魚井選手をボコボコにさせてもらうんで、楽しみにしていてください」と、リングでもレスリング&打撃を活かして圧倒するとした。

 榊原CEOは、「倉本の『ケージでの試合が見たかった』という声には、このあと、7月、8月、9月と進んでいくなかで、いずれにしても金太郎選手との試合も、必ず彼の体調が整ったところで、ベストコンディション同士で、早いタイミングで組ませていただきますので、楽しみにしていてください」と、ケージでの金太郎戦の実現を示唆している。

 金太郎は欠場時に、「1カ月後か2カ月後に試合を延期して頂き、倉本選手とは必ず戦いたいと思っております」とコメントを記しており、魚井戦の結果いかんによって『TRIGGER 3rd』の幻カードも早期実現の可能性もある、倉本の『LANDMARK vol.3』出陣だ。

 魚井は、2019年5月の修斗で倉本同様に加藤ケンジを2R KO、倉本が連続ジャーマンでTKO勝ちした根津優太にはスプリット判定で敗れており、修斗で上位の倉本をフルスイングの打撃で撃破できるか。それとも倉本がRIZIN初の連勝をマークし、バンタム級トップ戦線に名乗りを挙げるか。

▼65kg 5分3R
関 鉄矢(SONIC SQUAD)
原口 央(BRAVE)

 フェザー級で、ストライカーの関鉄矢(SONIC SQUAD)とレスリングベースの原口央(BRAVE)の1戦が決定した。

 ボクシング仕込みの打撃を武器に、第4代ZSTフェザー級王者となった関は、2020年8月にRIZIN初参戦。実力者・神田コウヤを2R TKOに降すと、2021年3月の名古屋大会で堀江圭功と3Rの激闘の末、TKO負け。再起戦となった9月のDEEPでDJ.taikiにも判定で敗れ、連敗を喫したが、背水の陣で臨んだ12月のDEEPで3連勝中だった山本歩夢を腕十字で極めて再起を飾っている。

 対する原口央は、弟の原口伸とともにレスリングからMMAに転向。朝倉兄弟ともジムの提携で交流を持つBRAVEの原口兄弟として、頭角を現している。

 央は、2020年にDEEP浜松大会でWARDOG王者・拓MAX相手に判定勝利すると、2021年9月にGLADIATORフェザー級王者・MIKEに2R TKO勝ちで新王者に輝いた。同年11月の前戦VTJでは宇野薫を相手にフルマークの判定勝利で3連勝中(1NC)。

 しかし、関が王座についたZSTでは、直斗に三角絞めで一本負けし、河村康博にスプリット判定で敗れるなど苦い連敗の記憶がある。果たしてZSTの先輩・関を相手に成長したMMAを見せられるか。関にとっては、横浜コネクションで繋がりのある宇野の敵討ちを果たしたいところ。

▼RIZIN MMA特別ルール 62.0kg 3分3R
YUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)
ZENKI(益荒男team DURGA)

 なお、大晦日に三浦孝太(BRAVE)に敗れたYUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)のRIZIN2戦目も決定。62.0kgの3分3R・特別ルールでZENKI(益荒男team DURGA)と対戦する。

+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3

5月5日(木・祝)都内某所

【追加カード】

▼61.0kg 5分3R
倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe)
魚井フルスイング(和術慧舟會HEARTS)

▼65kg 5分3R
関 鉄矢(SONIC SQUAD)
原口 央(BRAVE)

▼RIZIN MMA特別ルール 62.0kg 3分3R
YUSHI(HI ROLLERS ENTERTAINMENT)
ZENKI(益荒男team DURGA)

【既報カード】

▼68.0kg 5分3R
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)
萩原京平(SMOKER GYM)

▼66.0kg 5分3R
三浦孝太(BRAVE)
フェリペ“キングハンター”マソーニ(ASTRA FIGHT TEAM)

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