【RIZIN】朝倉未来らと毎日練習を積んできたYUSHI、地下格闘技からの刺客に「悪者をやっつけるみたいな図で僕がヒーローになれるように」

　2022年5月5日（木・祝）都内某所にて開催される『+WEED presents RIZIN LANDMARK vol.3』の追加対戦カード発表が、4月21日（木）RIZIN公式YouTubeチャンネルにて行われた。 　RIZIN MMA特別ルール62.0kg契約3分3Rで、YUSHI（HI ROLLERS ENTERTAINMENT）がZENKI（益荒男teamDURGA）と対戦する。 　同席した榊原信行RIZIN CEOは「その服はどこで売っているのか」とYUSHIの独特すぎるファッションに驚きながら、「昨年大晦日に代役として急遽、三浦孝太のデビュー戦の相手を務めて、三浦孝太が注目されるのもさることながら、めちゃくちゃYUSHIのファンも増えたし、ファイトスタイルを含めて1試合目と思えないくらい。大晦日以降いろいろな人にどの試合が良かったかと聞くと、YUSHIの試合がよかったと銀座・六本木当たりでよく耳にすることが多かった。それくらいインパクトのある試合を繰り広げてくれた」と、YUSHIデビュー戦の反響が大きかったと話す。 　そして「三浦孝太と並んで5月5日、YUSHI選手のRIZIN2戦目を今回組ませていただきました。相手はいろいろ考えて、地下格闘技の匂いがして危ない感じの選手がいいなということで、地下格闘技で活躍した実績があるZENKI選手。ちょっと格上かもしれませんけれど、YUSHI選手に孝太との試合と同じようなアグレッシブなYUSHIらしい試合を見せて欲しい。大晦日から約4カ月、YUSHI選手の成長ぶりも楽しみにしていただけたらと、そう思います」と対戦カードについて説明した。 　YUSHIはボディビル経験もあるといい、アマチュアキック8戦7勝1敗。最強ホストを決める地下格闘技『宴』の元軽量級王者で、2021年RIZIN大晦日での三浦孝太戦がMMAデビュー戦となった。その試合では1R3分ちょうど、三浦のサッカーキックでTKO負けを喫したが、そのアグレッシブなファイトスタイルと入場シーンで一躍話題に。今回が2戦目となる。 　ZENKIは幼少の頃より喧嘩に明け暮れ、ストリートでは無敗を誇ったのだという。21歳の時にABEMAの企画『亀田に勝ったら1000万円』企画で話題になった元暴走族総長・麦わらのユウタと現場が一緒になり意気投合。そこで格闘技の世界へ誘われたことがきっかけで格闘家になった。これまでに地下格闘技で試合を経験し、しばらくリングから遠ざかっていたが、RIZINのリングで久々にYUSHI相手に復帰を果たす。右ストレートが得意。 　まずはZENKIから「無名の自分をこのような夢の舞台に立たせていただきありがとうございます。久々のリングなので暴れまわるのが楽しみです。相手はどんなスタイルで来るか分かりませんが、俺はお客さんが見てアツくなるようなスタイルで攻めて勝つ」とのメッセージが読み上げられた。 　それを受けてYUSHIは「ZENKI選手は見た目とかもタトゥーが入っていて悪そうな感じだったので、もっとガッと（メッセージが）来ると思っていました。まあ、見た目も悪くないしタトゥーがたくさん入っているので、子供から見た時に悪者をやっつけるみたいな図になったらいいかな。僕がヒーローになれるように頑張るだけです」とコメント。 　どんな試合を見せたいかと聞かれると「僕のアグレッシブさですとか、トップ選手と比べたら上手くないなりにも勝ちにこだわって倒しに行く姿っていうのを見せられたらと思っているので、判定で決着をつけるつもりは本当にないので。しっかりKOで決着がつけられるように、どのタイミングでKOするかをしっかり見極めながら勝ちにこだわって行きます」と、KOで初勝利をあげると答える。 　大晦日以降は「寝技のディフェンス能力の無さを自分の動画を見てめちゃめちゃヤバいなと思ったので、その強化をしてきました。朝倉未来君とYouTubeでコラボさせてもらって、朝練に毎日参加させてもらって強い選手とスパーリングをして。けっこう僕は打撃を受けたり絞められたりといった本気のスパーリングをしてこなかったので、本気のスパーリングをすることで試合慣れというか、ディフェンス能力がついてきたかなと思っております。今回成長した姿を絶対に見せられると思うので楽しみにしていてください」と、トライフォース赤坂での朝倉未来らの朝練に参加していると語った。