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【UFC】遥かなる頂──ヴォルカノフスキーがチャンソンをTKO、スターリングがヤンとの接戦を制しバンタム級王座統一、チマエフがバーンズとの死闘制す! 44歳のオレイニクが一本勝ち=『UFC 273』

2022/04/10 09:04

▼女子ストロー級 5分3R
マッケンジー・ダーン(ブラジル)12勝2敗(UFC7勝2敗)
[判定2-1] ※29-28×2, 28-29

×ティーシャ・トーレス(米国)13勝6敗(UFC9勝6敗) 

 女子ストロー級5位のダーン、7位のトーレス。

1R、ともにオーソドックス構えから。いきなり飛び込んでのジャブを連打するダーン。トーレスはボディロックも離れる。ワンツースリーの連打で詰めるダーン。トーレスは距離を取る。ステップインの打撃はトーレス。ダーンは右を当てる。前蹴りのトーレスは手数。接戦の1R。

 2R、ケージまで押し込んだダーンがジャンピングガードからキムラに組み、引き込みを狙う。金網背に寝ないトーレスを金網を蹴り引き込もうとするダーン。ついにグラウンドへ。しかしヒザを顔面に残して前転させられないトーレス。正対し腕を解除すると、ダーンはバラトプラッタ、ヒザ十字狙いからアンクルホールド。バックに回ろうとするダーンに背後にパウンドも打つトーレス。ブザー。

 3R、後ろ蹴りを見せたダーン。サウスポー構えになるトーレス。詰めるダーン。トーレスは前に出られない。トーレスの右のサイドキックの打ち終わりに蹴り足をつかんだダーンが、片足立ちのトーレスの軸足を払いテイクダウン!

 しかしトーレスは蹴り上げから立つ。右ミドルを蹴るもバランスを崩したダンはグラウンドに誘うが、つきあわないトーレス。前蹴り、右ボディストレートを当てるトーレスは残り10秒の拍子木で自らシングルレッグテイクダウンもすぐにダーンが上を取り返してブザー。両者ともに手を挙げる。

 判定はスプリットに割れ、29-28×2, 28-29でダーンが勝利。「ガードに引き込みたかったけど彼女のガードが硬かった。ティーシャの筋肉もすごかった。あそこで極められばよかった。あそこでエネルギーを使い過ぎた。最後はガス欠だった。今後? ローズとカーラの敗者とやってもいいし、トップ5と戦いたい」と語った。

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