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【シュートボクシング】ヘビー級で6連勝の坂本優起は旧K-1にも出場したベテランと対戦、村田義光の相手は“キックの天才”と評される越智信平

2022/04/07 13:04
【シュートボクシング】ヘビー級で6連勝の坂本優起は旧K-1にも出場したベテランと対戦、村田義光の相手は“キックの天才”と評される越智信平

昨年12月、米軍基地勤務のジャミオン・モスを破り4連勝をマークした坂本(左)

 2022年4月10日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2022 act.2』の最終追加対戦カードが発表された。

 出場が決定していたSB日本ヘビー級2位・坂本優起(シーザージム)はRKSヘビー級王者・笹田勝俊(笹田ジム)と対戦する。


 坂本は2009年11月にプロデビュー戦を行い敗れたものの、その後は12連勝をマーク。2013年4月には鈴木悟を破り、SB日本スーパーウェルター級王座を奪取した。2014年4月には小西拓槙、11月には内村洋次郎、2015年2月には長島☆自演乙☆雄一郎、6月にはT-98を破るなどSB中量級のエースとして大活躍したが、2015年後半からは黒星が増え、2020年12月に思い切ってヘビー級に転向。2021年12月に小比類巻道場三沢支部のジャミオン・モスに判定勝ちして現在まで4連勝を飾っている。戦績は34勝(7KO)16敗。

 笹田は46歳ながら積極的に試合をこなしており、過去には旧K-1の愛媛大会に出場した経験を持つ。これまでのプロ戦績は16勝14敗、2002年に全日本スーパー空手重量級優勝を飾るなどバックボーンは空手で、ヘビー級ならではの豪快なパンチ・キックとタフネスを武器に戦う、気持ちの強いベテランファイターだ。2020年11月にRKSタイトルを獲得。今年2月には『RIZIN TRIGGER 2nd』出場を果たしてマウンテンRYUGOと100kg契約で対戦、初回TKOで敗れている。

 スーパーウェルター級からヘビー級転向後、SBで6戦6勝と好調を維持する坂本は連勝記録を伸ばすことはできるか。


 また、前回2月大会で逆転KO勝ちを収めたSB日本ウェルター級4位・村田義光(シーザージム)は越智信平(フリー)と対戦。

 村田は2018年9月にプロデビューすると2連続KO勝ちを飾り、3戦目でKO負けしてプロ初黒星。しかし、その後は3連続KOを含む6連勝と快進撃を続けていたが、2021年2月にイモト・ボルケーノに敗れた。今年2月に約1年ぶりの再起戦を行い、井藤勇斗に延長戦でTKO勝ち。戦績は9勝(6KO)2敗。

 越智はプロキャリアは5戦しかないものの、アマチュアでは50戦近い戦績がある。スタイルは変形型サウスポーで、その戦いっぷりから“キックの天才”と評されたこともあるという。村田とどのような戦いを見せるか。

 なお、SB日本女子アトム級王者・MISAKI(TEAM FOREST)は、当初予定していた対戦相手が負傷欠場となり、各方面に代替え選手について交渉するも調整が付かず、6月26日(日)同所で開催される『SHOOT BOXING 2022 act.3』にスライド出場となることが決定した。

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