PANCRASE 335
大会の詳細
2023年7月9日(日)東京・ニューピアホール 昼大会(※選手名から試合解説)
▼メインイベント 第8試合 フェザー級 5分3R
中田大貴(和術慧舟會HEARTS)#2位 6勝4敗
高木 凌(パラエストラ八王子)#5位 5勝1敗
▼コメイン 第7試合 ストロー級 5分3R
黒澤亮平(パラエストラ松戸/初参戦)15勝4敗
小林了平(SONIC SQUAD/初参戦)5勝2敗
▼第6試合 ウェルター級 5分3R
近藤有己(パンクラスイズム横浜)第5代・8代 無差別級K.O.P./64勝38敗9分
佐藤豪則(Battle-Box)第6代同級K.O.P./19勝12敗7分2NC
13年5カ月ぶりに近藤有己と佐藤豪則がPANCRASEで対戦する。近藤と佐藤は2010年2月に対戦し、佐藤が判定負け。佐藤にとって13年越しの雪辱戦となる。
“アームロッカー”佐藤豪則は37歳で、10年ぶりのPANCRASEカムバック。10年前のPANCRASE最後の試合は現DEEPウェルター級王者・鈴木慎吾にアームロックを極めて勝利している。その後、2014年2月にUFCに参戦。エリック・シウバとイム・ヒョンギュに1R KO負けでリリースされると、2015年5月にPRO FCウェルター級王者に。韓国のTop FCにも参戦し、ホン・チャンソンとの2つのノーコンテスを経て、2017年12月のMFPで現UFC同級8位のアルマン・ツァルキヤンに判定負け。以降は試合から遠ざかり、近年はBattle-Boxで宇佐美正パトリックや芦澤竜誠らを指導してきた。
対する47歳の近藤は、2連勝中。2022年2月に鈴木一史に判定勝ち後、同年4月にGLEAT MMAに参戦し、BreakingDownミドル級ワンデイトーナメント優勝のプロレスラー・井土徹也に判定勝ち。パンクラスイズム横浜に所属し、円熟のMMAを見せている。
柔道から髙田道場を経て桜庭和志に師事した佐藤と、少林寺拳法からPANCRASE一筋で戦ってきた近藤は、ともにU系の技術を持ち、さらにMMAへと進化を遂げてきた。13年5カ月ぶりの再戦は、ケージの中でどんな動きを見せるか。設立30周年となる9月大会に向け「プレ30周年記念マッチ」となる。
▼第5試合 フェザー級 5分3R
名田英平(総合格闘技道場コブラ会)#6位 /2019年NBT同級優勝 13勝6敗2分
Ryo(グランドスラム/RINGS)#7位/第3代THE OUTSIDER 75-70kg王者 4勝4敗
混沌とするパンクラス・フェザー級。名田は3月大会で糸川義人に判定勝利し、9位からしっかり順位を上げてきた。Ryoは2022年12月に田村一聖に判定負けで泥沼の4連敗中。ランキング落ちの瀬戸際にいる。両者とも得意のグラップリングを活かして勝利し、タイトル射程圏に登りたいところ。
▼第4試合 フライ級→キャッチウェイト 5分3R
前田浩平(GRABAKA)2018年IMMAFオセアニア選手権優勝・7勝5敗
ジョセフ・カマチョ(Spike22)5勝1敗
※カマチョが57.80kg(650g超過)でルール上の試合可能許容範囲5パウンド以内で対戦相手が試合を受諾した為、キャッチウェイトに
28歳の前田浩平は、2018年IMMAFオセアニア選手権優勝者でMMA7勝5敗。2022年3月に田代悠生に2R TKO勝ち後、7月に大塚智貴に判定負け。11月にグアムのBrawl Internationalでジョーイ・クリソストモJrにリアネイキドチョークで一本勝ちし、2023年3月の前戦で今井健斗にスプリット判定勝ちで2連勝中。
対するカマチョはグアム在住。2017年に後のコンテンダーシリーズ出場のデズモンド・ト-レスをギロチンチョークで秒殺すると、2022年3月にDEEPファイターの中村真人にもTKO勝ち。2022年6月からLFAに参戦し、アルデン・コリアに判定勝ち。2023年3月の前戦ではコディ・デヴィスの肩固めに一本負けしている。戦績は2つのKO・TKO勝ちと2つの一本勝ちと1判定勝ち。身長174cm。
▼第3試合 ライト級 5分3R
余 勇利(マッハ道場)#9位・2勝2敗
貞永大輔(パラエストラ広島/初参戦)1敗
余は、望月貴史、DARANIに勝利も、2023年3月の平信一戦で判定負け。ここが正念場か。山口出身で修斗TORAOでデビュー戦黒星の貞永(1991年7月22日生まれ、177cm)は、9位の余を相手にチャンスを掴むか。
▼第2試合 アトム級 5分3R
沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム)#2位 6勝2敗
MIYU(DFCプロモーション)KICK 九州大和ジュニア-45kgムエタイ王者 1敗
2022年12月の横浜大会でジェニー・ファンのリアネイキドチョークに一本負けした沙弥子。連勝が「6」でストップしたが、その後、ファンは修斗で古賀愛蘭にも一本勝ちしており、実力者だったことが分かっている。
そんな沙弥子の出直し戦は、MMA2戦目のJK-16歳のMIYU。空手で九州を荒らし回り、九州「大和」のジュニア-45kgムエタイ王者にも輝いている。
MMAでは2023年1月の「GLADIATOR 020」で住村竜市朗の長女セアリにテイクダウンされて判定2-1で惜敗。得意の立ち技を総合にアジャスト出来るか。沙弥子にとっては試合内容が問われる、MMA9戦目だ。
※MIYU/ミユ (DFCプロモーション) 2007年5月16日 148cm 大分県 MMA戦績:1敗
▼第1試合 ライト級 5分3R
水杉泰誠(blooM)1敗
鈴木悠斗(パラエストラ八王子)※デビュー戦
今やプロ選手育成の分野では名伯楽と言える、パラエストラ八王子・塩田“GOZO”代表の秘蔵っ子、17歳の現役高校生、鈴木裕斗がプロデビュー(2005年12月11日、東京県出身・178cm)
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