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【PANCRASE】“殴り合い上等”かそれとも──中田“ザ・リッチ”大貴と高木凌がストライカー対決=7月9日(日)ニューピア

2023/05/16 07:05
 2023年7月9日(日)『PANCRASE 335/336』東京・ニューピアホール大会の追加カードが発表された。 ▼フェザー級 5分3R中田大貴(和術慧舟會HEARTS)#2位 6勝4敗高木 凌(パラエストラ八王子)#5位  5勝1敗  Bellatorと契約し、“絶対王者”ISAOが王座を返上したことにより大きく動くPANCRASEフェザー級戦線。現王者は透暉鷹で、1位に亀井晨佑がつけている。  2位の中田“ザ・リッチ”大貴は、MMA3連勝から、2021年11月にRIZIN初参戦で堀江圭功とケージで大激闘の末、判定負け。2022年3月に亀井晨佑にスプリット判定負けで初の連敗も、2022年7月の内村洋次郎戦で1R TKO勝ち。10月のRIZIN.39では芦田崇宏に判定負けを喫した。  2023年3月の前戦では、三宅輝砂のダブルレッグに下になりパウンドを浴びるも中田が逆転のギロチンチョークを極めて白星を掴んでいる。組み技の猛者が揃う和術慧舟會HEARTSでの進化を見せたMMA6勝4敗の27歳。  対する高木は、中田を破った亀井と同門のパラエストラ八王子所属。中田が三宅に勝利した同日の夜大会で、RIZIN北海道大会に出場する遠藤来生に2R、左ストレートから返しの右で鮮烈KO勝ちを収めている。  MMA5勝1敗で漆間將生、斎藤拓矢、渡辺謙明、林優作相手に4連勝後、2022年12月に新居すぐるに1R アームロックでプロ初黒星を喫するも遠藤を下し、4勝をKOで決めているストライカーだ。  PANCRASE公式では、「説明不要! 最初に打撃を当てた方が勝つ! タンカでCAGEを降りるのは、中田か? 高木か?」と煽るが、“打ち合い上等”の中田も三宅戦で見せたキャリア初の一本勝ちで、強打者相手に押し込んで組みを混ぜた泥試合を仕掛けることも予想される。  一方の高木も、所属のパラ八に出稽古に来る鈴木千裕との練習に加え、ボクシングで内山高志のKOD LABでパンチも磨きながら、ダウン後の遠藤からバックで攻めたように、専修大学レスリング部、ロータス世田谷で組み技も磨いており、こちらもMMAファイターとして日々、成長を続ける23歳だ。  果たして言葉通りの“ストライカー対決”となるか。それともMMAの進化を見せた者が王座戦線に名乗りをあげるか。 【写真】Bellator入りし、フェザー級王座を返上したISAO。 [nextpage] 『PANCRASE 335/336』 2023年7月9日(日)東京・ニューピアホール ※後日2大会にカード振り分け ▼フェザー級 5分3R中田大貴(和術慧舟會HEARTS)#2位 6勝4敗高木 凌(パラエストラ八王子)#5位  5勝1敗 【既報カード】(※2大会にカード振り分け) ▼バンタム級 5分3R田中路教(TEAM ALPHA MALE)15勝4敗TBA ▼フェザー級 5分3R名田英平(総合格闘技道場コブラ会)#6位 /2019年NBT同級優勝 13勝6敗2分Ryo(グランドスラム/RINGS)#7位/第3代THE OUTSIDER 75-70kg王者 4勝4敗  混沌とするパンクラス・フェザー級。名田は3月大会で糸川義人に判定勝利し、9位からしっかり順位を上げてきた。Ryoは2022年12月に田村一聖に判定負けで泥沼の4連敗中。ランキング落ちの瀬戸際にいる。両者とも得意のグラップリングを活かして勝利し、タイトル射程圏に登りたいところ。 ▼フェザー級 5分3R糸川義人(TURNING POINT MMA)#10位/2022年NBT同級優勝・2勝1敗平田直樹(フリー)4勝2敗 平田直樹、連続出場でいよいよランカーと対戦。2022年NBT優勝の糸川は20歳最後の試合を飾れるか? ▼ライト級 5分3R水杉泰誠(Pound)1敗鈴木裕斗(パラエストラ八王子)※デビュー戦 今やプロ選手育成の分野では名伯楽と言える、パラエストラ八王子・塩田“GOZO”代表の秘蔵っ子、17歳の現役高校生、鈴木裕斗がプロデビュー(2005年12月11日、東京県出身・178cm)
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