2022年3月26日(土)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.135』の一夜明け会見が、27日(日)都内にて行われた。
第8試合のスーパー・バンタム級3分3R延長1Rで、小倉尚也(スクランブル渋谷)とダウン応酬の末に判定2-0(28-27×2、28-28)で競り勝った晃貴(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が出席。前夜の試合を振り返った。
「会場をしっかり盛り上げて勝ったので良かったです。ホッとしました」
両者が予告した通りの大激闘となったが「KO勝ちする予定でしたがなかなか人は倒れないですね。難しかったです」とKOを逃したことは悔しそうで「(KO出来ると)思いましたが無理でした。リキみすぎですね」と反省。
小倉については「めちゃめちゃ気持ちが強かったですね。けっこういいのが当たっていたんですけれどなかなか倒れなくて」と、その気持ちの強さを称え「イメージ通りでした。ああやって盛り上がるだろうなって思っていました」と、思った通りの噛み合う相手だったとした。
「良かった点は気持ちを出せたところ。悪かったのはパターンが少なすぎた」と技術的にまだまだだとするが、パンチの回転力が以前よりもアップしているとの感想を告げられると「最近、近くの距離で練習するようになった。それのおかげですね」と接近戦を磨いてきた成果が出たとする。
今後については「もちろん世界王者を目指しているので、王者になりたいです」と言い、2月に開催されたスーパー・バンタム級トーナメントの感想を求められると「金子選手が強かったですね。あの決勝は凄かったです。悔しかったですね。でも金子選手が優勝すると思っていました。強いのは知っているので。予想が当たりました」と、かつて対戦した金子が優勝すると思っていたという。 実はこの日が誕生日だったことが中村拓己K-1プロデューサーより告げられ「24歳になりました。24歳の目標は世界王者になることです。欲しいものは洗濯機です。今から買いに行こうと思っていました(笑)」と照れ笑い。
そして「昨日は応援ありがとうございました。もっと強くなります」と、さらなる飛躍を誓った。