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【RISE】ライバル心むき出しのスーパーフライ級トーナメント記者会見、NEXT那須川天心になって「自分が引っ張って行く」

2022/03/27 02:03
【RISE】ライバル心むき出しのスーパーフライ級トーナメント記者会見、NEXT那須川天心になって「自分が引っ張って行く」

(左から)塚本、田丸、数島。この3人に空龍を加えて初代王座が争われる

 2022年4月24日(日)東京・後楽園ホール『RISE 157』の対戦カード発表会見が、3月26日(土)都内にて行われた。

 今大会より新設されたRISEフライ級(51.5kg)の初代王座決定トーナメントが開幕。その準決勝として初代RISEスーパーフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)vs空龍(空修会館)、数島大陸(及川道場)vs初代DEEP☆KICK -51kg王者・塚本望夢(=つかもと・もうむ/Team Bonds)が決定した。

 会見では質疑応答が行われ、ライバル心をむき出しにした回答も。なお、空龍は会見を欠席している。


――他の3名と比べて絶対優っていると思うものは?

数島「全部と言えば全部ですが、このベルトに対する想いは誰にも負けてないです」

塚本「誰にも負けないですけれど、このベルトを獲る想いと僕が背負っているものの重みは誰にも負けないと思います」

田丸「全部負けてないですし、レベルが1個2個違うと思っています」


――田丸選手は20歳で最年長、20歳になって心境は変った?

田丸「何も変わってないですが、10代のもっと若かった時の方が怖いもの知らずで何も考えずに楽しんでやっていたと思います。いつの間にか難しいことばかり考えて練習や試合をしていたので、今回は年齢では上ですが、一番試合を楽しんで全員ぶっ倒します」


――準決勝の対戦相手の印象は?

数島「16歳で僕が負けた空龍選手に勝っていて強いと思いますが、僕と空龍選手はスタイルが違うし、全然問題ないかと思います」

塚本「あまりパッとせんというか、サウスポーで上手い選手かと思います」

田丸「数島選手との試合では距離を使って上手く戦っていましたが、意外と前へ出る力とかまとめるところが上手くて、普通に強い選手だなと思います」


――決勝では誰と戦いたい?

数島「決勝は田丸選手に上がってきて欲しい。なぜかと言うと僕が塚本選手に勝ったら空龍選手とやる必要ないし眼中にないので。それだったら元王者とやって、一階級下げてフライ級で1戦もせずにいきなり出ているので痛い目に合わせてあげようかと思います」

塚本「僕も田丸選手に上がってきて欲しい。一階級上の元王者を倒してベルトを巻いたら価値があると思います」

田丸「どっちでもいいですけれど、塚本選手とどっちかと言ったらやりたいかな。無敗だし、意味がある。僕が初黒星をつけます」


――フライ級の魅力とは?

数島「スピードだったり手数が多かったりするけれど、僕はみんなと違うので倒せるところがあるので僕の試合はおもろいかと思います」

塚本「フライ級は一番軽いからスピードが一番見られていると思いますけれど 僕もKOしているので倒せるパンチを見てもらいたい」

田丸「数島選手は僕が作り上げてきた階級みたいなことを言っていましたが、魅力がないからこうしてトーナメントが開かれると思うので、僕がベルトを獲ってフライ級王者の田丸辰が魅力だと思われる試合をします」


――田丸選手はなぜ階級を下げたのか、その理由は?

田丸「TRY HARD GYMがみんな勢いに乗っていてベルトを巻いていて、僕もベルトを1回獲ったんですけれど、現王者と元王者は全然違うなと思って。いま自分の手元に肩書きじゃなくてベルトがある必要があるなと思って。53kgは層が厚いのでそこから逃げたと思われるからずっと53kgでやろうと考えていたんですが、ベルトが欲しいし、やり返したいヤツとはベルトを獲ってからでもやり返せるのでそれでベルトを獲りたくて下げました」


――4月2日に那須川天心選手がRISEを卒業、その後の試合ということでチャンスがある。これからのRISEを引っ張って行きたいとの想いは?

数島「那須川天心選手がいなくなって次のスター選手を皆さん注目すると思うので、僕がこのトーナメントでしっかり優勝して引っ張っていける存在になります」

塚本「このフライ級の王者になった人がRISEを引っ張る存在になると思いますが、引っ張っていく存在として無敗の方がカッコいいと思うので、無敗の僕が引っ張っていけたらと思います」

田丸「ずっと昔から言っていますが僕が引っ張っていかないといけないと思っているし、今は足踏みしちゃっているので、フライ級からRISEの代表選手、そこから格闘技…とどんどん大きくなっていって自分が格闘技界を引っ張っていく選手になりたいと思います」


――塚本選手はDEEP☆KICKで蛍光色のド派手ガウンを着ていたが、今回も着る?

塚本「人より目立ちたいので違うことやったら目立つと思ってやり始めました。今回も多分着ると思います(笑)」


――最後にファンへメッセージを。

数島「前回はずっこけてしまいましたが、このトーナメントでやっぱり数島は強いなと思わせるような試合をして、ぶっちぎりで優勝します」

塚本「僕はRISE初出場で見たことがない人もいると思うんですけれど、コイツなんや、めっちゃ強いやんけって思われるような試合をしてキックボクサーを泣かすので、その姿を楽しみにしていてください」

田丸「みんな若くて勢いのある選手なので、その中で最年長だけれど自分が一番試合を楽しんで一番若々しくイケイケな気持ちで空龍選手をぶっ倒します」

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