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インタビュー

【K-1】安保瑠輝也「きっちりKOで倒して、野杁選手に挑戦状を叩きつける」、プライチュンポン「答えはリングの上でお見せしよう」

2022/03/22 21:03
【K-1】安保瑠輝也「きっちりKOで倒して、野杁選手に挑戦状を叩きつける」、プライチュンポン「答えはリングの上でお見せしよう」

打倒・野杁を目指して、野杁とフルラウンド戦ったプライチュンポンをKOすると宣言した安保

 2022年4月3日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K'FESTA.5』の第17試合で対戦する、安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)とプライチュンポン・ソー.シーソムポン(タイ/GTジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。

 安保は2019年6月、ゲーオ・ウィラサクレックを延長戦の末に判定で破り、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座に就いた。12月にはゲーオとの再戦で延長戦の末に判定勝ちして防衛に成功。2020年3月にはわずか3カ月のスパンで2度目の防衛戦に臨み、不可思を判定に下している。しかし、9月の3度目の防衛戦で山崎秀晃に初回KOで敗れて王座を失った。2021年7月大会からウェルター級に階級を上げ、幸輝を1Rわずか53秒でKOすると、9月の「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」で決勝へ進出したが、野杁正明にKOで敗れた。12月には海斗を1RでKOして再起。戦績は23勝(13KO)5敗。

 プライチュンポンは『MAX MUAYTHAI』や中国で試合をしていた重量級ムエタイ戦士で、2019年11月の『KNOCK OUT』に初来日。日本ミドル級トップクラスの元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98に勝利を収めた。その後は2019年12月の『BOM』でガオナー・PKセンチャイムエタイジムとのタイ人対決では判定負けを喫している。2021年3月にはK-1に参戦し、野杁正明と対戦するも判定負け。今年1月の『NO KICK NO LIFE』ではヒジありルールで緑川創に判定負けしている。戦績は61勝(21KO)38敗2分。

安保瑠輝也「野杁選手が倒せなかった相手だからプライチュンポン戦を受けた」


――2022年の最初の試合が「K'FESTA.5」で決まりました。この試合のオファーを受けた時の心境を聞かせてください。

「今回この試合が決まったんですけど、最初は違う相手とやってくれという打診があって、その相手とやる意味が見つからなくて、お断りさせてもらいました。その中でプライチュンポン選手という提案があって、野杁選手がKOで倒せなかった相手、その選手を俺がKOで倒すことによって、打倒・野杁正明に向けて一歩近づけると思ったので、この試合を引き受けさせてもらいました」

――対戦相手のプライチュンポンにはどんな印象を持っていますか?

「日本でも沢山試合をされていて、勝ったり負けたりですけど、上手い選手だと思います。100戦近く戦っていますからね」


――野杁選手と戦った試合を見た感想はいかがでしょうか?

「そうですね。一つ言いたいのは、あの試合を見て、クリンチや首相撲が多かったなと。K-1はパンチと蹴りでアグレッシブな攻めでKOを狙う舞台なので、そのルールにあった試合をしてほしいですね。K-1ルールに基づいて戦って、別に俺は殴り倒されてもいいと思ってやっているので、そういうK-1ルールのもと、楽しい盛り上がる試合をしようと伝えたいです」

――安保選手の言葉にもあったように野杁選手がKOできなかった相手と戦うということで、比較という意味合いが大きいと思います。どんな内容・結果にしたいですか?

「最初に話した通り、この試合を引き受けた理由は、相手のプライチュンポン選手は野杁選手相手に判定まで行ったということが大きいです。ここで俺がきっちりKOで倒す自信もありますし、倒せると思っています。プライチュンポン選手を倒すことで(野杁正明に)挑戦状を叩きつけたいなと思っています」

――昨年9月のウェルター級王座決定トーナメント後に「野杁選手との差は経験の差」という言葉もありました。安保選手はトーナメントが終わって2戦目ですが、差は縮まっているという手応えはありますか?

「試合が終わって時間が経って、相手の方が優れている部分もあるし、自分の方が優れている部分もあります。日々の練習で試行錯誤しながら、その差を埋めていく練習は積めていると思います。ウェルターでの経験の差だけではないですが、それ以上にトレーニングを積んで勝っている部分はあるので、対戦が決まったら自信のある安保瑠輝也でしっかり倒したいと思っています」

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