▼第4試合 フライ級 5分3R
〇関口祐冬(同級世界4位/修斗GYM東京)
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×宮城友一(同級世界5位/キックボクシングDROP)
フライ級では前大会の直前に対戦相手の新型コロナウィルス感染で試合がキャンセルとなった“トリックシューター”関口祐冬(修斗GYM東京)が今大会へスライド参戦。11月「RIZIN.32」沖縄大会で安谷屋智弘を相手にKO勝利を飾り、地元沖縄を盛り上げた宮城友一(キックボクシングDROP)と対戦する。
フライ級世界4位の関口は、2019年6月に平良達郎に判定負けも、以降3連勝中。大竹陽に1R KO勝ち語、鎌田悠介、西村大地にいずれも判定勝ち。24歳で王座挑戦にたどりつけるか。
5位の宮城は、修斗では2020年12月に宇田悠斗に判定負けも、2021年4月に西村大地に判定勝ち。9月のGLADIATORでNavEに判定負けを喫したが、RIZINでの安谷屋戦で再起を遂げている。4位の関口と5位の宮城の試合は今後を左右する重要な一戦になるか。
1R、ともにオーソドックス構え。手を低く構え、頭を振って前に出る関口。宮城はこつこつインローを突く。後ろ回し蹴りを見せる関口。右を振ると宮城もそこに左を狙う。互いに慎重。宮城は右ミドル。左インロー。前足を打つ。飛び込むワンツーは関口。
組む宮城は押し込みヒザ。しかし関口も右にいなして左右で詰めて右の低空下段蹴り。関口の詰めに金網背にする宮城は手首を持ってヒザ蹴りを打つ。
2R、詰めてきた宮城にダブルレッグテイクダウンは関口! 立ち上がると上から蹴り、パウンド1発の飛び込みも、立ち上がる宮城。再びダブルレッグもここは切る宮城が圧力をかけると右ロー。後ろ蹴りは関口。宮城は右ハイもブロックする関口。インローを当てる宮城。
詰める関口。宮城は右の三日月蹴り。出入りでまとめる関口はまたも右の低空ロー。しかし宮城も右ローを返す。左でサークリングする関口に、宮城は右ミドルで止める。しかし、ここで関口はダブルレッグテイクダウン! 宮城は下からヒジ。さらに腰を切り腕十字も、関口は対処。宮城の立ち上がりに関口は離れ際に右フックを首筋に当てる。
3R、先に右ストレートを突く関口。詰める宮城。そこにスーパーマンパンチのフェイントは関口。関節蹴り狙いも。右ストレートを狙う宮城も、ここもカウンターのダブルレッグテイクダウンは関口。ここはすぐに立つ宮城。ヒザを打ち前に。左ジャブを当て右ロー。さらに左インロー。しかしは左をヒット! 後退する宮城。テイクダウンのフェイントも入れながら前に。右ローを当てる宮城。関口は左の飛び込みが速い。残り1分20秒でダブルレッグテイクダウン! 宮城もすぐに立つ。
前に出る宮城は右ロー。しかしここも近づくとダブルレッグテイクダウンは関口。立ちあがりにバックテイクする関口に宮城はアームロック狙いで正対も、関口は腕を回させず。ブザー。判定は3-0で関口が勝利。関口は4連勝を飾った。