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【修斗】世界バンタム級王座戦・安藤達也が岡田遼をTKO、新王者に! 西川大和がウェルター級で山田崇太郎に一本勝ち「5月か6月に外国人と王座戦を。ダメならRIZINに行かせていただけたら」、石井逸人が石橋佳大に一本勝ち

2022/03/21 20:03

▼第5試合 バンタム級 5分3R
〇後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)
[判定3-0] ※30-27, 29-27, 30-26

×ダイキライトイヤー(修斗ジム神戸)

 修斗参戦以来、全試合熱戦となることで話題の後藤も登場。2020年9月に藤井伸樹に判定負けも、2020年12月に服部賢大に1R TKO勝ち、2021年3月には魚井フルスイングにも判定勝ちで2連勝をマークした後藤だが、2021年9月に石橋佳大にスプリット判定で敗れ、今回が再起戦となる。

 後藤と対戦するRIZIN TRIGGER帰りのダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)は、2021年11月のRIZIN初参戦で対戦相手の釜谷真にパンチでプレッシャーを掛け、タックルに入ってきた所に左膝をキッチリとあわせ、衝撃のKO勝利を飾ったばかり。キャリア9年目にして後楽園ホール初登場となり、ランク入りも掛けた大一番を迎える。

 1R、サウスポー構えの後藤と、オーソドックス構えのダイキは左回り。追う後藤は右ロー、左ミドル。左ボディストレート。ダイキの右ミドルに左の蹴り返しは後藤。こつこつ右ローを突く。

 右ストレートを突き刺すダイキ。後藤は右ローを当て、左ストレート。かわすダイキは右ストレートを当て跳びヒザで前進も左にかわす後藤。右ローを突く。ダイキのアイポークで中断も再開。互いに右が交錯。後藤の右を前手でさばくダイキ。逆に右ストレートを当てて、後藤を一瞬グラつかせる!


 2R、詰める後藤に押し返すダイキは右ボディストレート。さらに右ミドルを当てる。後藤は右ローをヒット。ダイキも左前蹴り。左で差して押し込む。

 右ジャブを当てる後藤。ダイキも危険なハイキックをガード上に当て、さらに右ヒザを突き上げる。

 左右で詰めてヒザを当てるダイキ。後藤は左ボディストレート。さばくダイキに、今度は左オーバーハンドを顔面にヒット! ダイキは後方にダウン! パウンドする後藤。ダイキは足を効かせるが、パスされると頭を抱えてシングルレッグへ。そこに後藤はギロチンチョークも合わせるがブザー。ダイキはブザーに救われたか。

 3R、グローブタッチをしてきたダイキにいきなり左ストレートを当てた後藤。ダイキはヒザ着きのシングルレッグへ。切る後藤にダイキは右ミドル。詰める後藤の右に合わせてシングルレッグへ。しかし離れる後藤。

 後藤の入りに右ヒザを突くダイキ。互いに左の蹴りの打ち終わりに組みにいったのは後藤。しかしローブローに。再開。左ジャブからそのまま左ヒジを見せるダイキ。右ローも。

 左ハイの後藤は左のダブルで中に。ダイキも右ミドルハイを蹴るがブロックした後藤。ダイキの右ストレートをかわしてカウンターのダブルレッグテイクダウン! すぐに鉄槌も。シングルレッグへから立ち上がるダイキ。足を抜いて離れる後藤。ダイキは右ミドルを腹に打ち込むと後藤は左のスーパーマンパンチ。さらに左ヒザも! この蹴り足を取ったダイキに片足立ちで右を打ち込む後藤。今度はダイキの左の蹴り足を掴んで左を打ち込み崩すと、ダイキもすぐに立ち上がる。

 残り1分。後藤は逃げ切り体勢。右ヒザから右を振るダイキだが、かわす後藤。前がかりになったダイキに後藤は残り10秒の拍子木とともにダブルレッグダイブでテイクダウン! 上のままブザー。判定は3-0で後藤が勝利も、「ダメだ。もっとやらなきゃ」とつぶやきながらケージを後にした。

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