2019年7月5日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 133』の追加対戦カードが発表された。
女子ワンマッチ-58kg契約3分3Rとして、カン・イェジン(韓国/MAXFC)vs村上悠佳(TEAM TEPPEN)が決定。
2月大会でヒザ蹴りを見舞う村上 村上は極真空手をバックボーンに持ち、破壊力抜群の蹴りを武器にアマチュアキックでは1年弱で11戦全勝6KOの戦績をあげてプロに転向。デビュー戦ではダウンを奪って勝利したが、2戦目でいきなりJ-GIRLSフェザー級王者・空手こまちと対戦して判定負け。今年2月にマオから勝利を収めて以来の試合となる。プロ戦績は2勝1敗。
対するカンは韓国のメジャー打撃格闘技大会『MAX FC』からの刺客。身長166㎝で MAX FC下位リーグ、コンテンダーズリーグで戦績を重ね、まだ粗削りだが重量級期待のMAX FC育成選手の一人として売り出し中の選手だという。今年4月にシュートボクシングのリングに初来日し、SB日本女子ライト級1位・未奈と対戦して判定負けを喫した。パンチ主体のスタイルでタフさを持つ。
女子離れした剛腕を誇る未奈も倒せなかった相手を、村上は倒すことができるか。
KNOCK OUTで活躍してきた小林愛三がRISEに初参戦 また、今大会よりRISE QUEENミニフライ級(-49kg)王座決定トーナメントが開幕することが決定。3月23日後楽園ホール大会より開幕した女子のタイトルRISE QUEENアトム級(-46kg)トーナメントは、今大会で元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹(NEXT LEVEL渋谷)vs那須川梨々(TEAM TEPPEN)でフィナーレを迎えるが、ミニフライ級王座が新設されることになった。
参戦決定選手には、なんとこれまでKNOCK OUTを始めとしてヒジ打ち&首相撲ありの試合を中心に行ってきた初代ムエタイオープン女子フライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)が初参戦。J-GIRLSミニフライ級王座に続いて2冠王を目指す寺山日葵(TEAM TEPPEN)が2度目の参戦を果たす。残り2名は現在調整中となる。
小林はわずか6戦目でMuayThaiOpen女子フライ級王座をKO勝ちで獲得。近年はKNOCK OUT女子部のエースとして活躍。田嶋はるをはじめ伊藤紗弥、イリアーナ・ヴァレンティーノなど国内外の強豪選手を下している。自身の適正階級でのトーナメント開催が決まり、王座獲得に向けRISE初参戦となる。
J-GIRLS王座に続き2本目のベルトを狙う寺山日葵 寺山はジュニア時代から数々のアマチュア大会で好成績を重ね、2016年に高校1年生でプロデビュー。昨年11月にはプロ7戦目で初黒星をつけられたMISAKIとの再戦に勝利し、悲願のJ-GIRLSのベルトを獲得。RISEへの参戦は昨年7月以来2度目となる。
これにより、今大会では女子の試合が4試合とRISE史上過去最多に。年内に予定されている初の女子だけの大会開催へ向けて各選手がアピールすることになる。