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6月8日(土)に新宿FACEにて行われるプロフェッショナル修斗「SHOOTO GIG TOKYO Vol.27 Supported by ONE Championship」の試合順が発表された。
メインは共に連勝中で波に乗る木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(同級世界4位/和術慧舟會GODS)と飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)の約2年半振りの再戦に決定。
前回の対戦は2016年12月。新天地を求め、修斗に闘いの場を移した木内の2戦目。修斗に拘り戦ってきた飯野にとっては木内の侵略を食い止め、自身のステップアップの為の試合にする意気込みだった。
しかし試合が始まると、勢いそのままにテイクダウンを狙った飯野に身を任せた木内が、流れるような動きから得意のギロチンで絞め落としてみせた。
良い所無く敗れた飯野は自分を見つめ直すかのように、その後約2年の充電期間を置く事に。そして2018年、戦線復帰してからは水を得た魚のように現在2連続KO勝利中(2018年8月に小川竜輔を1RKO、2019年3月に児玉勇也を1R KO)と、その勢いは止まらない。抜群のタイミングで迎えるリベンジマッチとなる。
迎え撃つ木内も2018年11月に安芸柊斗にギロチンで一本勝ち、2019年3月に楳沢智治にスプリット判定で競り勝っており、現在2連勝中で世界ランク4位に位置し、タイトルも射程圏内に入ってきた。
再び相まみえる両者。ここでの勝利がストロー級ランキングを大きく動かす事になる重要な一戦だ。飯野のリベンジか、木内の返り討ちか。最後にリングで勝ち名乗りを受けるのは果たして──。
その他にセミファイナルではこちらも2年ぶりの復帰戦を迎える小野島恒太(CombatWorkoutDiamonds)と金物屋の秀(SHOOTO GYM K'zFACTORY)のバンタム級お馴染みの実力者同士による一戦が行われる。
また同大会では昨年度新人王三賞受賞者の中から、MVPの平良達郎(Theパラエストラ沖縄)と敢闘賞獲得の須貝THE YAMANBA(ピロクテテス新潟)が今年度初戦を迎える。
過去17年の歴史を持つ新人王の中からは堀口恭司、猿田洋祐、内藤のび太等数多くの世界王者や世界で活躍するファイターが誕生している。毎年そのタイトルホルダーによる初戦には多くの注目が集まる。
平良は同世代のトリックファイター・関口祐冬(修斗GYM東京)と、須貝はランカーの高橋孝徳(同級環太平洋9位/リバーサルジムMe.We)とそれぞれ激突する。2018年新人王達の真価が問われるこの2試合にも注目だ。
同日には昨年度バンタム級新人王で技能賞を獲得したガッツ天斗も来場し新人王三賞受賞者の表彰式も行われる。今週末にせまった同大会はS席が完売、A席も残り僅かとなっている。
◆SHOOTO GIG TOKYO Vol.27 Supported by ONE Championship
2019年6月8日(土)東京・新宿FACE
[開場]17:30[開始]18:00
▼メインイベント 第10試合 ストロー級 5分3R
木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅(同級世界4位/和術慧舟會GODS)
飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)
▼セミファイナル 第9試合 バンタム級 5分3R
金物屋の秀(SHOOTO GYM K'zFACTORY)
小野島恒太(CombatWorkoutDiamonds)
▼第8試合 フェザー級 5分2R
高橋孝徳(同級環太平洋9位/リバーサルジムMe,We)※所属先変更
須貝THE YAMANBA(ピロクテテス新潟)※2018年フェザー級新人王&敢闘賞
▼第7試合 フライ級 5分2R
平良達郎(Theパラエストラ沖縄)※2018年フライ級新人王&MVP
関口祐冬(修斗GYM東京)
▼第6試合 フェザー級 5分2R
久保村ヨシTERU(飛翔塾コンドル)
木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
▼第5試合 バンタム級 5分2R
鬼神光司(ブレイブハート)
榎本 明(リバーサルジム東京スタンドアウト)
▼第4試合 バンタム級 5分2R
よしずみ(SHOOTOGYMK'zFACTORY)
奥平季之(クロウフォレスト)
▼第3試合 フライ級 5分2R
輝龍(roots)
牧ヶ谷篤(和術慧舟會群馬支部)
▼第2試合 フライ級 5分2R
大竹 陽(SHOOTOGYM K'zFACTORY)
小川竜輔(リバーサルジム立川ALPHA)
▼第1試合 バンタム級 5分2R
山城 翔(Theパラエストラ沖縄)
関根 累(roots)※デビュー戦
◆2018年度 新人王決定トーナメント三賞受賞者発表
MVP:平良達郎(沖縄/ストロー級新人王/Theパラエストラ沖縄)
技能賞:ガッツ天斗(東京/バンタム級新人王/パラエストラ綾瀬)
敢闘賞:須貝THE YAMANBA(新潟/フェザー級新人王/ピロクテテス新潟)
※6月8日、東京・新宿FACE大会内にて表彰式を実施。
◆各階級優勝者
ストロー級:斉藤 康太(東京/パラエストラ小岩)
フライ級:平良 達郎(沖縄/Theパラエストラ沖縄)
バンタム級:ガッツ天斗(東京/パラエストラ綾瀬)
フェザー級:須貝 THE YAMANBA(新潟/ピロクテテス新潟)
ライト級:天雷 智也(新潟/UNDERGROUND)