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【DEEP】小見川道大「過去最強」の仕上がり、引退試合は「子供たちの未来に生きていく活力源、いろいろな人たちの活力源になって欲しい」

2022/02/25 22:02
 2022年2月26日(土)東京・後楽園ホール『skyticket Presents DEEP 106 IMPACT』の前日計量が、25日(金)都内にて13:00より行われた。  メインイベント(第6試合)のフェザー級5分3Rで対戦する、小見川道大(NEO JUDO ACADEMY)は66.0kgでパス。中村大介(夕月堂本舗)は66.85kgでフェザー級のリミット(65.80kg+0.5kg)を550グラムオーバーしたが、再計量は66.20kgでパスした。  現役最後の計量をパスした小見川は「仕上がりがめちゃくちゃいいです。過去最強です」と、自信に満ちた表情でコメント。  引退試合を明日に控えての心境を聞くと、「ワクワクもあるし、本当に今スゲェいい状態なんですけれど、これが最後なのかと思うと寂しい気持ちもあります。この寂しい気持ちというものを全て出し切って“やり切った!”っていうところで終わりにしたい。それが理想ですね」と全ての感情があるが、試合後に完全燃焼できていればいい、と答える。  計量後、中村へ自らフェイスオフを仕掛けたのは「いつもやっていることなので(笑)。最後だけやらないっていうのはちょっと。フェイスオフしないと気合いが入らないですね」と、自らに気合いを入れるものだとした。  対戦する中村の印象については「僕からすれば、フェザー級最強、そして最高。それはなぜかと言うと、僕の中ではキャリア・実力ともに年齢の割に試合を見る限り上がっている。僕の中では本物の素晴らしい選手だと思っています」と高く評価。  中村が1度目の計量オーバーしたことには「正直、今の状態は僕の方がめちゃくちゃいいので負ける気も全くしない。明日どうなるか分かりませんが、ほぼほぼ僕が有利だなって感じはしましたね」と、絶好調の自分の方が現時点から有利だとニヤリ。  試合内容に関しては「関節の取り合いになっても僕は関節を取らせないし、向こうは取って来るだろうけれども、僕の中では全局面で圧倒できる。それで最強で終わりになればいいなって感じですね。本当に調子がいいので、今すぐ戦いたい感じなので。それくらい身体が動くのでヤバいですね」と、“最強”の自分を見せて終わらせたいとした。  それだけ調子がいいのなら、もし明日快勝を収めたら現役を続けたくなるのではないか。そう聞かれると小見川は「ならないです」とキッパリ。「その想いが今スゲェ詰まっているので。ここひとつにもう全集中します」と、最後の試合に全てを懸けるとした。  そして「NEO柔道の全てを発揮するのもそうなんですけれど、明日はたくさんの教え子の子供たちが来るので、僕の戦っている姿を見て、いろいろなことを学んでこれからの子供たちの未来に生きていく活力源に。子供たちだけじゃなくていろいろな人たちの活力源になって欲しいなって気持ちですね。そのためには僕がしっかりと明日やり切るってことですよ。それだけです」と、自らの試合を見て感じて欲しいと語った。
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