2019年6月4日(火)都内の協栄ジムにてプロボクシング世界三階級制覇王者・亀田興毅が公開練習を行った。亀田は6月22日(土)にAbemaTVの番組企画『那須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」のスペシャルマッチとして、Abemaボクシングルール(詳細は後日発表)でRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)と拳を交える。
公開練習を行う理由を「改めて今回の企画に向けて亀田がちゃんと動き出したところ、ちゃんとトレーニングしているところを見せないと」と説明した亀田。
「勝手にボクシングを背負ってリングに上がるのだから、今まで築き上げたものがあるし、天心君がなんぼ強いと言ってもボクシングで一戦もしてないし、プロテストも受けてないし、階級が上とは言え、ブランクあるにしても世界三階級王者として情けない試合は出来ない。ファンを裏切れないし、何よりボクシングに失礼やから。ベストコンディションに仕上げて天心君を葬り去りたい」と、“本気”であるところを示したいという。
パワーをつけるために増量し、肉体改造して臨むと言い、スパーリングは6月に入ってから練習生を相手に開始した。本番まで時間がないが「昨年5月のポンサクレック戦以降、トレーニングは全くしてない。ボディはアルコールで鍛えていました(笑)。決まらないと動かないんですよ、スイッチが入らないと。言い訳はしたくないので間に合わせます。そこはプロなので」と、仕上げてリングに上がると断言。
そして「KOを狙いますよ。グローブが大きくてもヘッドギアをつけていても倒せます。ボクシングは(防具は)関係ない。タイミングが合えば倒れる。現役の時、スパーリングでも何回も倒しています。タイミングがよければ絶対に倒せる。タイミングよく当てて倒しに行きます」とKO宣言も飛び出した。<関連記事>那須川天心vs亀田興毅、那須川は「リスクを背負って倒しに行くしかない」、亀田は「自信がなかったらここには来ない」亀田興毅が那須川天心のボクシングを高評価「2戦目で世界タイトルマッチに行ってもおかしくないくらいのレベルにある」那須川天心、亀田興毅との対決実現に「自分がどこまで戦えるか楽しみ。ワクワクするんじゃないですか」亀田興毅vs那須川天心が決定、6月22日に拳を交える。那須川はヘッドギア無し、8オンスグローブを希望【RIZIN】那須川天心がKO勝ちで世界三冠制覇、ドロップキックも飛び出した