MMA
ニュース

【DEEP】注目のフライ級で柴田“MONKEY”有哉vs.渋谷カズキ、延期となっていたパク・シウvs.古賀愛蘭が大阪で実現、中本龍平vs.雅駿介が再起戦=4月10日(日)梅田ステラホール

2022/02/25 09:02
 2022年4月10日(日)、大阪・梅田ステラホールで『DEEP CAGE IMPACT IN OSAKA 2022』と『前田吉朗引退興行』の開催が決定。13時開始のDEEPの主要カードが発表された。 ▼DEEPフライ級 5分3R柴田“MONKEY”有哉(Team KIZUNA)渋谷カズキ(高本道場)  注目のフライ級で2年10カ月ぶりの復帰戦に臨む柴田はMMA16勝7敗。寝技を武器に連勝も、2016年4月の和田竜光とのフライ級王者決定戦で判定負けし、2018年4月には階級を下げてストロー級で王座を狙うも越智晴雄に判定負け。2019年6月の神龍誠との「フライ級暫定王者決定戦」でも判定負けしており、あと1歩のところで王座に届いていない。RIZINジャパンGP開催も噂されるフライ級で、悲願の王座獲得を再び目指す。  対する渋谷は、MMA8勝9敗1分。柴田同様に強いグラップリングを武器に、2019年11月から4連勝。しかし、2021年2月の藤田大和との暫定王者決定戦でカーフキックを効かされ、3R、サッカーキックによりTKO負け。フライ級のベルトを逃している。2021年9月の前戦では元ストロー級王者の越智晴雄にテイクダウンを受けて下になり判定負け。柴田、渋谷、ともに極めも防御も強い両者のスタンドがキーとなりそうだ。 ▼DEEP JEWELS 49kg以下 5分3Rパク・シウ(韓国/KRAZY BEE)古賀愛蘭(フリー)  2022年3月の『DEEP JEWELS 36』で組まれるも、パク・シウの新型コロナウイルス感染により延期となっていたカードが4月10日に大阪で実現。  パク・シウは、大晦日のRIZINでRENAを破り、一躍名を轟かせた。テコンドーとキックボクシングがバックボーンのストライカーで、2019年6月のREBELSでは、立ち技でぱんちゃん璃奈に敗れるも圧力で苦しめ判定まで持ち込んでいる。  MMAでは、2018年8月のDEEPで富松恵美を打撃で制し、寝技を完封。韓国での試合を経て、2019年12月の青野ひかる戦では、青野の組みをことごとく切り、左三日月蹴りを腹に突き、左右ラッシュで1R KO勝ち。2020年12月にはDEEP JEWELSアトム級(47.6kg)で大島沙緒里のテイクダウン狙いを切り、判定勝ちを収めている。2021年3月には、DEEP JEWELSアトム級(-47.6kg)GPに参戦。1回戦でにっせーに5者が3点差をつけるフルマークの判定勝利でMMA5連勝。  しかし、続くGP準決勝でのDEEP女子ミクロ級(44kg)王者・大島沙緒里との再戦で、左ストレートでダウンを奪うも、パウンドを腕十字に極められ、1R 一本負けを喫し、戴冠ならなかった。10月には-49kg契約試合で、伊澤星花からダウンを奪い攻勢に立つも、禁止のサッカーキックの減点が響き判定負け。しかし、2021年大晦日にRENAに判定勝利し、同門の山本美憂の敵討ちを果たしている。  対する古賀もストライカー。2019年の桜丘高校日本拳法部時代に全国高校日本拳法選手権大会で女子個人戦優勝の実績から、2021年3月の『DEEP JEWELSアマチュア』に出場し、アマチュアSPルールで悠花に判定勝利。ヒザ蹴りも得意とし、7月のプロデビュー戦ではパンナコッタみのりを1Rわずか18秒、左フックでマットに沈めた。  2021年10月の2戦目ではJKファイターの竹林愛留と対戦、今度は竹林の打撃を封じるため組み&寝技でも強いところを見せつけ、判定3-0で勝利した。  さらに11月のRIZIN沖縄大会に参戦し、キャリア差のあるにっせーと対戦すると、接戦の末に判定で敗れはしたものの場内が大いに沸く熱闘を繰り広げた。日本拳法仕込みの女子離れした強打は、パク・シウ相手にも威力を発揮するか。 ▼DEEP バンタム級 5分3R中本龍平(BLOWS)雅 駿介(CAVE)  BLOWSの中本はMMA8勝4敗。2020年11月のDEEP&PANCRASEで3年ぶりに復帰。藤田健吾に1R TKO勝ち後、2021年4月のDEEP大阪大会でMG眞介の右を浴びてTKO負け。今回が再起戦となる。  対する雅は、元ムエタイオープンライト級王者&スック・ワンキントーンライト級王者&WMC日本ライト級王者。2021年2月のDEEPでのMMAデビュー戦で「朝倉未来1年チャレンジ」のヒロヤを相手にケージムエタイを駆使して判定勝ち。しかし、7月に元英雄伝説アジア王者のRYUKIを相手に、テイクダウンを仕掛けるも際で下となり、三角絞めを外されパウンドでTKO負け。前戦は、2022年1月の「石渡伸太郎 引退興行」。バンタム級 1DAYトーナメント1回戦で風間敏臣のアームロックに1R 一本負を喫した。打ち合いも辞さない中本を相手にケージムエタイの進化を見せられるか。 ▼DEEP バンタム級 5分2R谷岡祐樹(パラエストラ加古川)上荷大夢(TEAM AGENT) ▼DEEP フェザー級 5分2R瀧口脩生(総合格闘技スタジオ STYLE)チハヤフル・ズッキーニョス(MIBURO) 【出場予定選手】 浪速亭☆爆美(総合格闘技道場コブラ会)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア