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【K-1】武尊とエキシビションで拳を交える軍司泰斗「弱点もわかった。バチバチの打ち合いに持ち込めたら。試合と思って、倒す気で挑む」

2022/02/18 12:02
【K-1】武尊とエキシビションで拳を交える軍司泰斗「弱点もわかった。バチバチの打ち合いに持ち込めたら。試合と思って、倒す気で挑む」

武尊に「倒すか倒されるかの打ち合い」を挑むつもりの軍司(C)K-1

 2022年2月27日(日)東京体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~第3代スーパー・バンタム級王座決定トーナメント~』にて、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とスペシャルエキシビションマッチを行う、K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)の公開練習動画がK-1公式YouTubeチャンネルにて公開された。

 軍司は「武尊選手は今までもたくさんエキシビションをやっていると思いますが、今回は特別な意味がある試合だと思います。注目もされていますし、そういう意味でもしっかりやらないといけない」と、試合さながらに気持ちを引き締めているという。


 今年1月に行われたカード発表会見において、武尊は「やる意味があるのは軍司選手だけ」と、那須川対策としてのサウスポーとの一戦よりも軍司とのエキシビションを選んだ。軍司はK-1アマチュア優勝から始まり、K-1甲子園王者、Krush王者、K-1王者まで上り詰めた唯一の選手。いわば"K-1の理想を体現した男"といえる。

 K-1において特別な存在となった軍司に対し「伝えられるものがあるなら伝えたい」と語った武尊。その言葉を受けた軍司は「これからのK-1を引っ張ってくれという意味もあると思います。これからは僕ら若い世代の時代。そういう中で僕を選んでくれたのはありがたいと思います。いろいろ引き継げたら」と、武尊からのバトンを受け取る覚悟を見せた。


 とはいえ、軍司は胸を借りるような殊勝な姿勢は見せない。「エキシが決まったときから武尊選手の試合は何度も見ています。研究も含めて弱点もわかった」と、まるでタイトルマッチかのような熱を見せる軍司。公開練習でも右ストレートの強打、想いを込めた左ボディと、抑えきれない感情を拳に乗せた。

 その様子からも感じ取れるように「武尊選手も僕も打ち合う選手。そういう意味では噛み合う試合になると思います。バチバチの打ち合いに持ち込めたら。試合と思って、倒す気で挑む」と、お茶を濁すつもりは一切なし。「倒すか倒されるかの打ち合いが楽しめると思う。そういう(真剣勝負の)部分でやれたら」と、白黒をはっきりつけるつもりだという。

 このエキシビションを通じ「武尊選手から教わることも多い」と語る一方「これからのK-1は新時代になります。そういう意味で僕が引っ張っていく」と、新しい時代の代表として武尊へメッセージを伝えたいという軍司。K-1を引っ張ってきた武尊と、K-1を引っ張っていく軍司。武尊との一戦を通じ、軍司は新たな時代の幕開けを見せることができるか?

K-1 WORLD GP公式ウェブサイトより

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