2022年2月27日(日)東京体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』にて、スーパーファイトのK-1フェザー級3分3R延長1Rで玖村修平(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する小澤海斗(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、15日(火)都内所属ジムにて公開練習を行った。
力強いパンチのミット打ちを披露した小澤は「コンディションは普通。いつも通り順調です」と言うが「1年くらい休養して、2021年は感覚を取り戻す練習と試合をして頭の中のイメージがクリアになった。スッキリして試合に臨めるというのがありますね」と、感覚的な変化があるという。
「休養して鈍っていたところがあって。去年はそれをもう一度取り戻すための1年でした。自分の中でモヤモヤがあって、それがクリアになった。今度の試合には気持ちよく臨めます。暴れん坊に戻る。モチベーションは上がっていますね。倒します」と、元の自分に戻ってきたという感覚があるとする。
対戦する玖村については「兄弟でこれからを背負っていく2人なのかなと思います。ファイターとしての印象は特にないです」とあっさりしたもの。玖村が「小澤は牙が抜けている」「昔の知名度だけで出ている」と批判的なコメントをしていることに対しても、「毎回言ってるんですけれど、自分はまだ始まってないので。ベルトを獲れてないのでまだ始まってないんですよ。まだまだこれからです」と全く意に介さない様子。
では、武尊との抗争でK-1フェザー級の歴史を作ってきた身として、まだ後塵の選手に道は譲らないとの想いはあるかと聞かれると「自分が頂点に立とうとして敗れたのでそういう意味合いはないですが、最初からフェザー級に足を突っ込んだので、その階級でベルトを獲るのは自分の中で筋、と感じています」と、K-1にフェザー級で参戦したからにはその階級の王座を獲ることが筋だと固い決意を話した。
「ベルトを獲ってから始まるんです。自分の階級でベルトを獲ったらおのずと先が見えてくるんじゃないですか。だからその先のことはまだ考えてないです」と、自分はまだ始まってもいないとする小澤。最後には「2月、アツくいきましょう」と熱戦を見せると誓った。