とめどなく溢れる涙をこらえることができなかった浅倉
2019年6月2日(日)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催された『RIZIN.16』。その第12試合で山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE 22)に判定負けを喫した、浅倉カンナ(パラエストラ松戸)が試合を振り返った。
浅倉は帽子を深く被り、うつむいてインタビュースペースに現れた。「今日は征矢君の復帰戦(第4試合で勝利)があって一緒に勝ちたかったんですが、勝てなかったので倍に悔しいです」とひとつめのコメントをしたが、もう限界だった。何度も言葉が途切れ、あふれ出る涙を拭った。
「美憂さんと戦えたのは本当に嬉しかったです。強くて、憧れを越せなかったなって。やっぱりレスリングもそうですし、試合前に言っていたパワーもそうだし、何もさせてもらえなかった。次のことは全然考えてないですが。小さい頃を思い出して、才能もなかったし、悔しい思いをして強くなってきたので腐らずにまたやり直そうと思います」と、言葉は途切れがちに声を振り絞ってここから這い上がると誓った。
負けてしまいました。
— 浅倉カンナ (@a_kanna_) June 2, 2019
美憂さん強かったです。
試合に負けたことよりも自分に勝てなかったことが悔しい。
応援してくださった皆さまの期待に応えられず申し訳ないし、悔しいです。
実力不足。
…また、また頑張ります。