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レポート

【Fighting NEXUS】浜本“キャット”雄大が荒井真人にTKO勝ち「フライ級で王者になる」、小森真誉が岸野紘樹に判定勝ち、柔術家・横山武司が一本勝ち、安永有希が黒星で引退

2022/02/13 18:02

▼第7試合 MMA5分2R(延長1R)フェザー級65.8kg契約
◯横山武司(Swells柔術ジム)
[1R 2分16秒 三角絞め]

×木村 豊(nico mma dojo)

 1996年生まれの横山武司は柔術黒帯。同じく黒帯の兄・大鋳と共に空手と柔道、中学から柔術を始める。2018年世界選手権・茶帯アダルト・フェザー級ベスト8、2019年全日本選手権・黒帯アダルト・フェザー級優勝などの実績を誇る。

 2019年の「JBJJF東京オープン2019」黒帯オープンクラス決勝でクレベル・コイケに「顔を挟まれた」三角絞めで一本負けも、全日本の階級別では決勝で八巻祐に三角絞めを極めてフェザー級優勝を決めている。

 対する木村は、MMA3勝4敗。SWAT! からFighting NEXUSに参戦して、2021年7月の前戦では藤井徹にリアネイキドチョークで一本勝ちしている。

 試合は、サウスポー構えの横山は右ロー、左ミドルから。シングルレッグで組んだ横山に木村はギロチンチョークで引き込みへ。

 頭を抜いた横山のパウンドに、木村は蹴り上げから背中を見せて立ち上がるが、そこにスタンドでバックについた横山はリアネイキドチョークで引き込み。フェイスロックで絞め上げ、木村の正対際に三角絞めをセット、さらに左腕をアームバーにとらえ木村のタップを確認し、レフェリーが止める前に極めた。

 その後にレフェリーが木村にタップを確認。木村も認め、あらためて横山の勝利に。柔術家らしい見事な一本勝ちだが、練習ではなく本番のMMAでは、レフェリーが止めるまでは続行が必要な場面でもあった。

 MMAデビュー戦を一本勝ちで飾った横山は、「ずっと柔術をやってきたんですけど、2022年はいろんな思いがあって総合にチャレンジすることを決めました。去年の夏にFighting NEXUSの山田(峻平)代表と話させてもらって、2月大会出場を決めていました。ちょっと不安な思いもありましたけど、いろんな地元の友達や、これまで練習してきてくれた人たちが『試合観に行く』と言ってくれたことがすごいモチベーションになって練習頑張れました。休日に応援に来てくれた仲間、マジ、ありがとうございます。大会開催していただいた関係者の方々、対戦してくれた木村豊選手、ありがとうございました。2022年、めっちゃ練習するんで、これからも横山武司をよろしくお願いします」と語った

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