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【Fighting NEXUS】浜本“キャット”雄大が荒井真人にTKO勝ち「フライ級で王者になる」、小森真誉が岸野紘樹に判定勝ち、柔術家・横山武司が一本勝ち、安永有希が黒星で引退

2022/02/13 18:02

▼第9試合 ダブルメインイベント第1試合
VIVA LA PIPO presents MMA5分2R(延長1R)バンタム級 61.2kg契約
×荒井真人(Fighting ties 総合格闘技マジン会)
[1R 4分06秒 TKO]※パウンド

◯浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)

 ダブルメインイベント第1試合で、初参戦の浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)が出場。前戦で萩原京平に一本勝ちしている荒井真人(Fighting ties 総合格闘技マジン会)と対戦した。

 日本でILFJ認定ラウェイ王者となった浜本は、2017年大晦日のRIZINで那須川天心と対戦も2R KO負け。その後、2020年8月にMMAに転向すると、ZSTで歌川大輔に左フックで1R KO勝ち。同年11月に伊藤盛一郎と対戦し、ヒジで切り裂きながらもパウンドでTKO負け。2021年4月の前戦では、俳優の渡邉龍太郎(SONIC SQUAD)とヒジ無しルールで対戦し、2R TKO負けでMMA2連敗となった。

 対する荒井真人はサンビスト。アマチュアDEEPから2007年にZSTでプロデビュー後、1敗1分で2017年にDEEP埼玉で萩原京平と対戦。サンボ衣をまとい、プロデビューの萩原と戦い、打撃に苦しみながらも2R 腕十字で一本勝ちしている。

 2020年11月には「KING OF SOUL vol.2」でキックボクシングにも挑戦し判定負け。MMAの試合間隔が空いているが、テイクダウンディフェンスにも長けたストライカー相手に極めの強さを見せられるか。

 1R、荒井の遠間からの低いタックルを切り、右の蹴りを合わせる浜本。しかし荒井も金網詰め、シングルレッグで尻を着かせるが、逆にバックを奪う浜本。横に落とした荒井はストレートフットロックへ。

 ここは足を抜いた浜本にすぐに金網詰めた荒井がシングルレッグでテイクダウン。右足を掴み、千載一遇のチャンスに外掛けサドル組もうとするが、組ませず両足を差し入れヒザ抜いた浜本が起き上がり、パウンドアウト!

 試合後、浜本は「うーん、微妙っスよね。もっとすっきりしたかったし、勝てるかなと思って余裕を持ちすぎていた部分もあるかもしれないですけど、ケチつけるところがたくさんあって、反省します」と、フィニッシュ勝利も足関節のキャッチに反省しきり。

 続けて「Fighting NEXUSで僕、バンタム級で試合をしていますけど、本来フライ級です。こんなぷよぷよしてますけど、ほんとうはもっとバキバキでフライ級で僕はやりたいです。Fighting NEXUSでチャンピオンになるためにこのリングに上がったので、金網、ほんとうに楽しくて僕に向いているなと思います。これからも応援、よろしくお願いします」と注目のフライ級でのベルト獲りを宣言した。

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