2022年4月29日(金・祝)に東京・立川ステージガーデンで開催される「PANCRASE 327」の追加カードが発表された。
▼フェザー級 5分3R田村一聖(IJC)6位/13勝11敗/第6代フェザー級K.O.P.三宅輝砂(ZOOMER)9位/5勝2敗
第6代フェザー級王者の田村一聖が10カ月月ぶりにデカゴンに帰ってくる。元UFCの田村は、これまでに牛久絢太郎、鈴木琢仁、堀江圭功にいずれも勝利している強豪だが、この3年は黒星先行。
中島太一、摩嶋一整に敗れた後、2019年9月に杉山和史を1R KOに仕留めたが、2020年10月にアキラに2R KO負け、2021年5月の前戦では中田大貴に1R TKO負けを喫している。
「再び王座返り咲きの為に練習時間を取っている」とリリースには記されている37歳の田村の復活なるか。
対する“天才児”三宅輝砂は、まだ22歳だが王座挑戦を虎視眈々と狙っている。2020年12月に矢澤諒に判定勝ち後、2021年ネオブラッド・トーナメントフェザー級に出場。為房虎太郎を1R TKO、牧野滉風を1R リアネイキドチョークで極めて優勝を果たした。
2021年9月の前戦では、亀井晨佑のテイクダウンにスクランブルで応戦し、ニンジャチョークやバギーチョークを仕掛けるも受けに回りスプリット判定負け。試合巧者・田村相手にいかに自身のペースに持ち込めるか。
同大会では「フェザー級王座挑戦者決定 4人トーナメント決勝戦」として、3月21日に対戦する中田大貴(和術慧舟會HEARTS)vs.亀井晨佑(パラエストラ八王子)の勝者と、岩本達彦(BLOWS)vs.Ryo(RINGS)の勝者が、4月29日に対戦し、“絶対王者”ISAOへの挑戦者が決まる。同日に群雄割拠のフェザー級で気勢を上げるのは田村か三宅か。