ダンタス「ジョゼ・アルド、ビビアーノに感謝するよ」
セミでは、プロ修斗で上田将勝とチャンピオンシップを戦い(2009年判定負け)、扇久保博正に一本勝ち(2010年にRNC)している元Bellator世界バンタム王者の“ドゥドゥ”ことエドゥアルド・ダンタス(ブラジル・22勝7敗)がコ・メインに登場。14勝6敗1分のジョゼ・アルデイ(メキシコ)と対戦した。
▼バンタム級 5分3R
〇エドゥアルド・ダンタス(ブラジル)
[2R、4分25秒 KO] ※右ハイキック
×ジョゼ・アルデイ(メキシコ)
1R、ともにオーソドックス構え。詰めるダンタスは右ストレート、右カーフから金網に詰めてダブルレッグテイクダウン。すぐに両足を束ねるが片足を抜いたアルデイが金網使い立ち上がると、左右で反撃。右カーフを狙う。
That left hook 😳
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その打ち終わりに右カーフキックを効かせたダンタスはアルデイの前手の右フックをかわすと左フック!
フラッシュダウンしたアルデイはすぐに立ち上がり、逆に詰めて首相撲ヒザで組みに行くが、突き放したダンタスは、右手はアゴ横に、左は低いガードから、右ロー、相手が打ち返したところにダブルレッグ、シングルレッグに移行。尻を着くも足を抜いたアルデイを詰めて左ストレートも当てる。左ローを返すアルデイ。ダンタスも右ロー。
HEAD KICK OUT OF NOWHERE🤯
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3R、左右の手を前に出して牽制し、左ジャブを突くダンタス。アルデイの左の蹴りの打ち終わりには右ミドルを返す。
左を上下に散らすアルデイ。金網に詰まりながらも回るダンタス。アルデイは大きな右から左もかわすダンタスは、鋭いワンツー&右ロー。右回りのダンタスに、左の蹴りで止めに行くアルデイ。
ダンタスのダブルからシングルレッグを切り、バックテイクもスクランブルで離れるダンタス。右カーフキックを効かせると、「来い」と招き入れる。
左ミドル、左ボディで入るアルデイ。互いに慎重な展開でブーイングが出るなか、アルデイは左ジャブのダブルを突く。それをかわしたダンタスは左に沈み込んで左ボディフック!
さらにアルデイの右に合わせて右ハイキック! アルデイがヒザから崩れ落ちダウン。すぐにレフェリーが試合を止めた。
2R、4分25秒、見事に右ハイキックでKO勝ちしたダンタスはケージ上に乗り、ケージサイドで観戦していたダナ・ホワイトUFC代表を指差し、勝利をアピールした。
試合後、ケージの中でインタビューを受けたダンタスは、「(練習仲間の)ジョゼ・アルド、ビビアーノに感謝するよ。この機会をくれてありがとう。ジェルミーダからいつも『ドゥドゥ、ハイキックだ』と言われていたから準備はできていた」とKOフィニッシュを振り返ると、ケージサイドのダナ・ホワイト代表に「チャンピオンになるよ! サンキュー、カンサス」と語った。
Slammed his way to the submission victory ✈️
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