大晦日の自身の試合以外も振り返った瀧澤。印象に残った選手には朝倉未来と伊澤星花の名を挙げた(C)たっきーチャンネル
2021年12月31日にさいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.33』で、朝倉海(トライフォース赤坂)と「RIZINバンタム級(61.0kg)JAPANグランプリ準決勝」を争った瀧澤謙太(フリー)が自身のYouTubeチャンネルを更新。大晦日を振り返った。
瀧澤は朝倉戦で左下の顎を骨折し、全治2カ月の診断を受けたが、しっかりとした話し方で自分以外の試合もバンタム級グランプリについて話した後、他の試合で特に印象に残った試合を聞かれると「期待できるのは伊澤星花選手」と、浜崎朱加に大番狂わせの勝利を収めた伊澤星花(フリー)の名を上げる。
「DEEPの解説やらせてもらった時に、パク・シウ選手との試合見たんだけど。俺ね、ぶっちゃけ試合前から伊澤選手勝つんじゃねえかなって思ってたんだよ。その時に初めて知ったの。キャリアだってまだ5戦くらいしかしてないの。でもめっちゃ強えと思って。展開展開でちゃんと理にかなった動きをするってイメージがあるんだよね。しかも打撃も寝技もちゃんと出来る感じで。本当に世界に通用する選手。今でもね、かなり世界でも通用すると思うんだけど。本当に世界のトップ狙えるんじゃないのっていう、まだ若いし」と、世界のトップを狙える逸材だと絶賛。
続けて「あと朝倉未来選手」と、斎藤裕(パラエストラ小岩)に判定3-0で勝利した朝倉未来(トライフォース赤坂)の名も上げた。
その理由は「あの試合見て、勇気をもらえたというか、勝手にね。今30歳じゃん(※実際は29歳)。30歳であんな急に強くなるってさ、あんま思わないじゃん。俺もあと3年で30になるけれど、まだまだ強くなれるんだなっていうさ、化けれる。ちょっと強くなるんじゃなくて30でも化けられるし、31でも32でも全然違うような試合を出せるんだなって。可能性が見えるよね。それはなんか勝手に希望を抱くよね。あの試合を見せてもらってさ」と、29歳にして大きな進化を見せた朝倉未来を見て、自分も格闘家としてもっともっと強くなれるという希望を見せてもらったと語った。