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【PRIDE】ミルコが保護犬と感動の再会「この素晴らしい生き物は優しい心を持っている」

2022/02/01 19:02
 K-1 WORLD GP 2012王者、PRIDE無差別級GP2006王者でRIZIN無差別級GP2016王者と、日本の格闘技界に大きな足跡を残したミルコ・クロコップが、母国クロアチアで養子縁組した保護犬と再会。その交流を通じて、ペットとの付き合い方に一石を投じた。  自身も大型犬と暮らしてきたミルコは1月31日、SNSにひとつの動画を投稿した。  それはある保護犬との再会の様子だった。  8カ月前、クロアチア北部のチャコベツのドッグシェルターで1メートルの鎖に繋がれている保護犬のロットワイラー(ドイツ犬)を引き取ったミルコは、犬を飼うことを望んでいた友人にその保護犬を紹介。新たな家を探して見つけてあげたという。  シェルターから引き取り、受け渡しのときに少し遊んだだけのロットワイラーが、自分のことを覚えているかどうかは分からなかった、とミルコは言う。 「昨日ポジェガ(クロアチア東部)で、8カ月ぶりにロットワイラーを見に行きました。友人のマリオの養子で、チャコベツの保護施設から連れて行き、新しい家でペットとして暮らすことになりました。  この子は8カ月前に私がドッグシェルターに迎えに行き、ポジェガまで連れて行ったときにだけ、私に会いました。チャコベツで私は彼女と少し遊び、彼女を楽しくさせて、車に乗せて新しい家に連れて行きました。友人のマリオは大喜びで、この犬は本当に特別だと言っています。優れたガードマンでありながら愛情も豊か。知らない人には遠慮がちで誰かが家に来ても、ベッドで静かにすべてを見守り、反応しません。  私がマリオのリビングルームに入ったとき、彼女は私を認識し、どのように反応するか分かりませんでした。マリオは、彼女が一緒に住んでいるメアリーと彼の母親以外の人との身体的接触をあまり好まないと言っていました」  そして、マリオの家でかつての保護犬と再会したミルコ。“彼女”の反応は動画を見ての通りだ。 「この映像が物語っています。この素晴らしい生き物は、私が彼女のためにしたこと、そしてすべての犬がそう値するように、私が彼女を家に連れてきたことを忘れていませんし、それは出会いの連鎖の人生です。少なくとも私たち人間は、犬の心と優しさを知っています」  ミルコは定期的に、保護動物の施設を訪れており、日本でもストラッサー起一や、上久保周哉のように継続的に同様の支援を行っているファイターは少なくない。 【写真】チーム・ミルコで石井慧ら選手育成にも尽力するミルコ。写真はPFLでの勝利に漢泣きするアンテ・デリアの健闘を讃えるミルコ。(C)PFL  欧州に限らず世界的に、ペットを責任を持って育てる意識は高まっており、フランスではペットとして飼われている動物が捨てられるのを防ぐため、2024年から犬や猫の店舗での販売が禁止、飼いたい場合はブリーダーからの直接購入や、保護施設からの引き取りなどに限られることが、法律で定められた。またブリーダーからの購入でも、衝動買いによってペットが捨てられることを防ごうと、購入してから7日間は解約を可能としたうえで、購入者には飼育に関する知識があることを証明する書類への署名も義務づけている。  レジェンドファイターとして影響力のあるミルコの投稿は、世界中のファンに、ペットを責任を持って飼うことの理解へと繋がっている。
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