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武尊が魔裟斗に語った那須川天心戦へ向けての覚悟「格闘家としてやりたいことがある。負けたら引退しようと思っているので、絶対勝たないといけない」

2022/02/01 13:02
 2022年6月にRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)との“世紀の決戦”が決まっているK-1スーパー・フェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、YouTubeで魔裟斗とコラボした。  武尊がこの一戦へ向けて作ったプライベート練習場に訪れた魔裟斗。まずはこの対決が実現して良かったという話を振ると、武尊からは「決まらなくていろいろ大変だった時に、同じ店にたまたま魔裟斗さんがいてお話をさせてもらって。魔裟斗さんにいろいろな言葉をもらって、実現のためにいろいろ思うこともあったので魔裟斗さんのおかげで決まったと言っても過言ではない」と、魔裟斗からの助言があって武尊が行動したことで試合が実現したという。  魔裟斗が気になる点としてあげたのは「契約体重」「ワンキャッチワンアタック」「vsサウスポー」「ラウンド数」の4つで、体重について武尊は2月27日(日)東京体育館『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』で行うK-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とのスペシャルエキシビションマッチで「6月の体重と同じにしてリカバリーの練習をしてみようかなと」と打ち明ける。  魔裟斗も「(自分が現役の時は)計量後に戻さない方がよりよい動きが出来るんだろうなと思った」「なるべく今からこの半年間で体脂肪を減らしていけば。普段から62kgに合わせた方がいい」「1日7回体重計に乗ることだね。俺はそれくらい測っていたよ」とアドバイス。  vsサウスポーに関して魔裟斗は「自分の中ではサウスポーに対して、オーソドックスの相手みたいに左のジャブが出るようになったらだいぶ慣れたな、っていう感覚があって。向き合った時に、相手の前手と自分の手がちょっと打ちにくいもんね。そこが打てるようになったら慣れた証拠かな」と、自身の経験を話す。武尊も「去年からずっとサウスポーとしか練習しないようにしている」と対策を練っているとした。  魔裟斗は「いろいろな人が注目する試合だから、人生を懸けるべき試合だよね」と言い、武尊も「そうですね。僕もこの試合、勝つと負けるでは天国と地獄くらい違うと思うので、絶対に勝たないといけない」との決意。  最後に、この試合が終わったらどうなるのかと魔裟斗に聞かれた武尊は「考えていることはあるんですけれど、その試合に勝つことでひょっとしたら次の目標が見えてくると思うので、まだ頑張る気力があるかは終わってみないと分からないけれど、格闘家としてはやりたいことはあります」と、那須川に勝ったらやりたいことがあるという。  魔裟斗が「昔言ってたこと?」と聞くと武尊が「はい」と答えたところを見ると、魔裟斗はその武尊が格闘家としてやりたいことをしっているようだ。武尊は「魔裟斗さんには止められましたけど」と笑う。  そして武尊は「勝たないと次はないので。負けたら引退しようと思っているので、勝って次のことを考えたいので絶対勝たないといけないと思います」と、自分が格闘家を続けていくためにも那須川戦では勝たないといけないとの覚悟を語った。
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