女王対決に臨む浜崎
6月2日(日)に神戸ワールド記念ホールで開催される『RIZIN.16』セミファイナルにて、女子スーパーアトム級(49kg)タイトルの初防衛戦に臨む、王者・浜崎朱加(AACC)が5月31日(金)大阪市内のホテルで事前インタビューを行った。
浜崎は現Invicta FCアトム級(-47.6kg)王者ジン・ユ・フレイ(米国)を挑戦者に迎える。両者は2016年9月の「Invicta FC 19」で、浜崎のInvicta FC世界アトム級王座2度目の防衛戦として対戦。2Rに浜崎の右のパンチでフレイが左目尻をカットしてドクターストップとなり、浜崎が王座防衛に成功している。
約3年ぶりのリベンジマッチを受ける浜崎が心境を語った。
実質、この階級の世界一決定戦
――現在のコンディションは?
「大きな怪我もなくしっかり練習できたので問題ないです」
――改めて対戦相手の印象は?
「一度戦ったこともあるし、お互いの力もなんとなくわかっています。前回の勝利は私としても納得のいかない勝ち方だったので、今回はしっかりと勝ちたいと思います」
――どんな試合を見せたいですか?
「実質、この階級の世界一決定戦だと思っているので、それに見合う試合を見せたいと思います」
――当日はご家族が応援に来るのですか?
「はい、兄と母が来ます」
――減量はどうでしょうか?
「無理なくできていて、あとちょっと水を抜くくらいですね」
――Invictaのアトム級とは微妙に体重設定が違うようですが、影響はありますか?
「試合には全く何も感じませんが、減量はかなりラクになりました」
「ベルトを持っているので、しっかりそれを防衛していくのが今の目の前の目標です。1年後の自分も想像できないので、目の前の試合をひとつひとつ頑張りたいです。先のことは考えないタイプなので。試合が終わったらおいしいものを食べたいですね、みんなで。お肉食べたいです」
――フレイ選手が「流血戦もプランのひとつ」と言っていました。
「前回は私が流血させたのでまたそれもありかなと思います。一本・KOを狙っていきますが、あっちがその気ならこっちも流血戦でいってもいいかなと思います」
――もう会いましたか?
「まだ会ってないです」
――今日の相手の映像を見てどう思いましたか?
「いつもと変わらずです。きれいでしたね(笑)」
浜崎朱加「打撃に加え、寝技の極めの精度も高めてきた」(※事前コメント)
「(前回の出場で)テレビで生放送してもらい、色んな方から声をかけてもらえるようになりました。(対戦相手のフレイは)身体もメンタルも強いイメージ。(この試合に向けて)打撃に加え、寝技の極めの精度も高めてきました。(試合のテーマは)毎試合ですが、一本KOを狙います。(RIZINという舞台は)自分を表現できる舞台。(ファンに観てほしいポイントは)この階級で世界一の戦いを多くの人に観てもらいたいです」