格闘技を辞めた果てに、YouTubeだけやる人生はどうなのかなと悩んだ(朝倉)
大晦日に斎藤裕(パラエストラ小岩)との再戦で判定勝ち。11月20日に有料配信された『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』企画では、想像以上のプレッシャーを感じていたことを年明けの動画で吐露している。
「1000万企画の試合があって、結構、批判も受けて、まず自分のなかで、1日3、4試合するってことが前代未聞だった。いくら素人の人とかが入っているといえど怪我するかもしれないし、打撃の実力者もいたんで、そこも負けたら終わりだなというプレッシャーはすごかった。無事勝つことが出来たんですけど、次の日に炎上して、視聴者と自分との感覚の違いに気付いて反省して、出場者の方々と撮影をしていったという感じ」
斎藤戦の勝利後、濃密だった時間が過ぎ、「軽い鬱」の症状だったことも告白している。
「格闘技やYouTubeが無くなった人生はどうなってしまうんだろう、と思うくらい急に(鬱が)きたので、そこがちょっと不安ですね。今後の人生でやりたいことを見つけ続けなくてはいけない。ここからは“ずっと自分にプレッシャーのかかるような挑戦をし続けていかないといけない人”なんだなと」と気づいたという。
「YouTubeも、格闘技を辞めた果てに、YouTubeだけやる人生はどうなのかなと悩んだり、シンプルなYouTuberだけだったらどうなのかな、と思ったり、いろいろ考えて。実業家、格闘家、投資家、YouTuberと肩書きが多いんで、何をして生きて行こうかっていうのも、完全に明確には決まっていないんで、今年はどうしようかと具体的に決めていなかった。前年度からの続きをなんとなくという感じで」思いを巡らせた結果、2022年を「努力の年」にしたいと、朝倉は語る。
「今年は人生で一番頑張る年にしようと決めました。もしかしたら今年で格闘技を引退する可能性もあるし、もし格闘技を辞めたらYouTubeを辞める可能性もあるなと思ったんですね。人生のなかでやるべきもの、目標を失ったときに、また大晦日後のように(鬱に)なりかねないなと思って、逆に格闘技とYouTubeが自分の生活のなかで必要不可欠なんだなということを知りまして、それを失わないためにも、失っても後悔しないように、今年本気で頑張ろうかなと思いました。2022年は誰よりも努力して、少しでも長くね、この2つ(格闘技とYouTube)と付き合っていけるように頑張っていこうかなと思いました」
公言していた30歳での格闘技の引退は、次の試合で来るかもしれないし、もっと後になるかもしれない。それは「格闘技とYouTubeが自分の生活のなかで必要不可欠だ」とあらためて再確認した朝倉のこれからの取り組み次第で変わるようだ。
「気付いたら30か(※1992年7月15日生まれの29歳)、早いですね、時が経つのは。twitterで『この世はやったもん勝ちだ』とつぶやきましたけど、やるヤツとやらないヤツはすごく差が開いていくと思うし、僕は今年ほんとうに一生懸命頑張って、人生を変えたいなと思っています。みんなそれぞれ頑張っている人もいると思うんですけど、希望になれたら嬉しいなと思います」
Breaking Downの出場募集期間は1月30日(日)23時59分まで。公式HPでの応募フォームから、エントリーが可能だ。