2022年のシリーズ開幕戦となる1月22日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT 2022 vol.1』の前日計量&記者会見が、21日(金)都内にて行われた。
第5試合のKNOCK OUT-REDスーパーバンタム級3分3R延長1Rで、壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)と対戦する横野洋(キックボクシングジム3K)は55.0kgで計量をパス。壱は予備計量で300グラムオーバーし、本計量では150グラムオーバーも再計量では55.0kgジャストで計量をパスした。
(写真)壱は再計量で無事パスした 壱は再計量に備えるため会見を欠席。横野のみ出席し、「去年は全然何もせず終わったので今年は一発目かましていきたいと思います。REDルール(ヒジ打ちあり)は苦手なので打撃を磨いてきました。明日はカッコいい技で倒したいです。去年はほんまに何もKNOCK OUTで結果を残せてないので、今年は一発目から印象残せるように頑張ります」と意気込んだ。
第4試合のKNOCK OUT-RED -54.5kg契約3分3Rで対戦する、石川直樹(team Lit)と森岡悠樹(北流会君津ジム)は共に54.5kgジャストで計量をパス。
続いての会見で、森岡は「明日は一発目なのでKNOCK OUTにふさわしいように、1Rから最後まで倒しに行く姿を見せてKOで締めたいと思います。今回REDルールなのでREDにしかない技を磨いてきました。明日はそれを見せられればと思う。明日はヒジで派手に倒したいと思います。お互い倒しに行くと思うので、近い距離が多くなると思うので目を離さずKOを見てください」と予告。
対する石川は「しっかりKOで勝ちたいと思います。相手どうこうよりも自分の対人練習を多めにやって来ました。階級はバンタム級でやっていきたいんですが、相手がいなかったら次は55kgでもしょうがないと思っているので差を見せて勝ちたいですね。皆さんお待ちかねのヒジ&ヒザのオンパレードでしっかり締めたいと思います」と、REDルールらしくヒジ&ヒザで勝つと宣言した。
また、第2試合のKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級3分3Rで対戦する、小磯哲史(TESSAI GYM)は64.8kg、Apollo中山(GOD SIDE GYM)は64.9kgで計量をパス。
小磯は自身が代表を務めるテッサイジムを率いながら現役で戦う会長ファイター。1999年プロデビューのベテランで48歳。2017年1月に蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王座、2019年10月にはJ-NETWORKライト級王座を獲得。2018年8月には『REBELS』で才賀紀左衛門とも対戦している。11月大会で24歳も若い庄司啓馬からダウンを奪って勝利し、注目を集めた。戦績は17勝(6KO)28敗5分。
中山は剣道、柔道、柔術、地下格闘技を経験して2021年KNOCK OUTアマチュア・アダルト65kgトーナメント優勝。33歳で1勝(1KO)1敗2分と遅れてきた新人だ。2021年9月の般若HASHIMOTO戦で延長戦までもつれ込む大激闘を展開し、一躍その存在感を示した。
計量後のフォトセッションでは、正面を向くように指示されても小磯は無視して中山と向き合い、フットワークをするように前後に動かして中山を睨みつける。その挑発的な行為に中山は舌打ちし、ガン睨みで対抗した。48歳と33歳の熟年対決だが、激闘の予感が漂う前日計量だった。
▼第3試合 KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級 3分3R延長1R津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)=再計量69.9kg平塚洋二郎(チーム・タイガーホーク/大道塾仙南支部)=70.0kg
▼第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級 3分3R小磯哲史(TESSAI GYM)=64.8kgApollo中山(GOD SIDE GYM)=64.9kg
▼第1試合 KNOCK OUT-BLACK -53.0kg契約 3分3Rナカムランチャイ・ケンタ(team AKATSUKI)=53.0kg乙津陸(クロスポイント大泉)=52.5kg
▼プレリミナリーファイト第2試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級 3分3R智己(LARA TOKYO/スピリットジム仙台)=59.8kg斧田雅寛(KIBAマーシャルアーツクラブ)=59.8kg
▼プレリミナリーファイト第1試合 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R井ノ本航希(LAILAPS東京北星ジム)=51.7kg山岡由忠(クロスポイント大泉)=51.7kg