2021年12月31日(金)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.33』にて、“RIZINラストマッチ”を五味隆典とのエキシビションマッチで行った那須川天心(TARGET/Cygames)。
その大会後のインタビュー映像が、ABEMA格闘CHの公式YouTubeチャンネルにて公開された。
まだ卒業セレモニーで泣き腫らした目の那須川は「RIZINで良かったなと思いましたね。やっぱり最高っすよ。イケてますよ。RIZINはイケてる。お客さんもイケてる。みんなイケてる。カッケー。全部が全部噛み合っているというか、歯車が全部一緒に動いているというか、1ピースも欠けてない気がします」と、RIZINの舞台は最高だったと感慨深げに話す。
RIZIN初参戦の時のことなどを振り返った後は、リング上に並び立った武尊の話題へ。武尊とは6月に中立の舞台での対戦が決まっている。「6月は僕からのみんなに対してのプレゼント。しっかりとしたけじめですよね」とした。
その前に、4月2日のRISEではRISEファイナルマッチも決定している。「これもまた僕を成長させてくれた舞台ですからしっかりと締めたいですよね」と、締めくくりにふさわしい試合をしたいとする。
また、那須川は武尊戦について「自分は未来がある子供たちにデカいものを残さないとな、というのはあったのでそこのためにですよね。僕はいろいろ発言する時も格闘技の事だけに対して言っているわけではなくて、世間に対して発言しようと思いながらいつも話しているので、そことの戦いだなって思いますよね。そこにしっかりと『那須川天心はこういうヤツだった』ていう『キックボクサー那須川天心はこういう存在だったよ』っていう、『あいつイケてたよ』っていう、それを見せる試合ですね」と、子供たちに生き様を見せる試合だと定義づける。
そして「ここ最近ずっと思っていることは、武尊選手とやるって決めた時に思ったことが“ヒーローじゃなきゃいけない”って思いましたね。那須川天心はヒーローじゃなきゃいけないっていうのを思ったですね」と、子供たちの“ヒーロー”那須川天心を見せたいと語った。