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【RISE_GP】erika vs宮崎若菜、平岡琴vs田渕涼香、大倉萌vs AYAなど一挙6カードを発表=女子限定大会

2022/01/07 20:01
 2022年2月12日(土)東京・新宿FACEで開催される女子大会『RISE GIRLS POWER.6』の対戦カードが一挙6カード発表された。  ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1Rで、同級1位erika(=名前の後にハートマーク/SHINE沖縄)と同級3位・宮崎若菜(TRY HARD GYM)が対戦する。  erikaは沖縄在住の選手で、ぱんちゃん璃奈とは練習仲間でもある。2020年8月のREBELSに参戦し、平岡琴から番狂わせの勝利をもぎ取ると10月の「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」に参戦。1回戦で寺山日葵を相手に猛攻を見せ、延長戦で敗れるも寺山を苦しめた。2021年2月にはNJKFミネルヴァ・アトム級の百花に挑戦し、判定3-0で勝利して王座に就いた。12月のRISEでは当時1位のAKARIを延長戦の末に判定で破っている。戦績は9勝1敗。3人の子供を持つシングルマザーであり、キャッチフレーズは“3児のヒロイン”。  宮崎は空手をバックボーンに持ち、アマチュアキックでは2019年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝。RISE QUEENアトム級王者・宮崎小雪の姉。2019年10月にRISEでプロデビューし、武内紗耶香、大塚愛莉、坂本優に勝利もAKARIには2度敗れている。前戦では2021年8月に大倉萌を破った。戦績は5勝(1KO)2敗。  伊藤隆RISE代表も「手術をするので復帰のタイミングを見て組みたいと思いますね」と、erikaのRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵(TEAM TEPPEN)への挑戦にGOサインを出していたが、その前に宮崎が最終関門として立ちはだかった形だ。この試合の勝者が、寺山の復帰を待って次期挑戦者となる可能性が高い。  アトム級(-46kg)3分3R延長1Rでは、同級2位・平岡琴(TRY HARD GYM)vsフライ級1位・田渕涼香(拳聖塾)が決定。  平岡は極真会館の『全日本女子ウェイト制空手道選手権』軽量級優勝の実績を持ち、多彩な蹴り技が持ち味の選手。昨年2月には3連勝でRISE QUEENアトム級王者・紅絹に挑み、ダウンの応酬の末に判定で敗れると、同年8月にerika、10月にはsasoriに判定負け。2021年4月には小林愛理奈に判定2-0で惜敗と泥沼の4連敗。しかし、9月の奥脇奈々戦で勝利をつかみ復活の狼煙をあげた。歯に衣着せぬ発言で話題を呼ぶ“怖いお姉さん”だ。戦績は10勝(3KO)7敗1分。  対する田渕は幼少の頃からフルコンタクト空手を始め、様々な大会で優勝。2020年12月にはプロ4戦目でRISE QUEENフライ級暫定王者・小林愛三からダウンを奪うアップセットを起こし一躍名を馳せた。その後、RISE QUEENフライ級タイトルマッチでの小林との再戦では敗れ、2021年7月のRISEで花田麻衣に勝利も10月のホーストカップではミネルヴァ・スーパーフライ級王者の聖愛に判定で敗れている。前戦ではシュートボクシングでMISAKIとSB日本女子アトム級王座決定戦を争うも判定で敗れて王座獲得ならず。  共に空手をベースに持ち、トップ戦線に返り咲きたい両者の対戦となった。  ミニフライ級(-49kg)3分3R延長1Rで、同級4位・大倉萌(大道塾吉祥寺支部)vs AYA(BLA-FREY)も決定。  大倉は10歳の頃から大道塾・空道を学び、2017年には『北斗旗全日本空道体力別選手権大会』の女子215(身体指数=身長+体重)以下クラスで優勝。BOUTでプロデビューし、多彩な足技で対戦相手の顔面から出血させてのTKO勝ちを収めた。2020年に開催された『QUEEN of QUEENS』にプロ2戦目で抜擢され、百花と接戦を演じポテンシャルの高さを見せつけている。2021年はミニフライ級(-49kg)NEXT QUEENトーナメントで準優勝。8月のRISEで宮崎若菜に判定で敗れ、戦績を2勝(1KO)3敗とした。  AYAは空手ベースの選手で、兵庫県から2020年9月の『RISE GIRLS POWER 3』に参戦。RANに判定2-0で敗れている。  フライ級(-52kg)3分3R延長1Rで対戦するのは、同級4位・聖愛(魁塾)と同級5位のKOKOZ(TRY HARD GYM)。  聖愛は関西の名門・魁塾所属の女子大生。2020年2月にNJKFミネルヴァ・スーパーフライ級タイトルマッチに勝利して高校生の内にチャンピオンになるという目標を達成したが、同年9月の初代RISE QUEENフライ級王座決定トーナメントではまさかの計量オーバー。トーナメントは失格となり、陣内まどかとワンマッチで対戦したが判定負け。2021年2月の『ミネルヴァ』ではIMARIの挑戦を受けての初防衛戦に臨んだが、ドロー防衛。5月のRISEではYAYAウィラサクレックに敗れるなど精彩を欠いたが、10月のHOOST CUPで田渕涼香にフルマークでの判定勝ち。今度こそRISEで真価を発揮できるか。  KOKOZはムエタイとももいろクローバーZを愛し、2019年6月に無敗でスック・ワンキーントーン女子ミニフライ級王座を獲得。RISE初参戦となった2020年2月にはいきなりRISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵と対戦。接戦を展開し判定で敗れたが、パワフルなパンチを印象に残した。9月には「初代RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定トーナメント」に出場するも準決勝で小林愛三に敗れ、2021年11月の前戦ではS1レディース2021スーパーフライ級王座決定戦でルイに判定負けで王座獲得ならず。タイに渡ってムエタイ修行をしていたという。  -43kg契約3分3RでRAI(真門伊藤道場)と対戦する西原朱花(TEAM TEPPEN)は、2021年9月のプロデビュー戦でステップを多用したテクニシャンぶりを発揮し、関係者から高い評価を得た。  -45.5kg契約3分3Rで相見梨夏(サクシードジム)と対戦する世莉は、各団体で活躍する女子キックボクサーの祥子JSKが、小学2年生時から育ててきた選手で、アマチュアでの試合を経て2021年8月にプロデビュー。同じJKキックボクサーの藤原乃愛に敗れている。
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