右手を隠していた朝倉だが、質問を受けて右拳の骨折を告白した
2021年12月31日(金)さいたまスーパーアリーナにて開催されている『Yogibo presents RIZIN.33』のメインイベント、RIZINバンタム級(61.0kg)JAPANグランプリ決勝で扇久保博正(パラエストラ松戸)に判定3-0で敗れた朝倉海(トライフォース赤坂)が試合後インタビューに答えた。
朝倉は手数が少なかったことと準決勝で試合をした影響はなかったかとの質問を受け、しばらく考えた後、「言い訳になるから言いたくなかったんですけれど、それが原因で負けたわけではないですが、右拳を骨折してしまいました」と打ち明けた。
あくまでも「扇久保選手が強かったですし、完全に自分の実力不足だと思っています」と強調したが、決勝で手数が少なかったのはそのためだったようだ。
「痛み止めの注射を何回か打ってもらって、拳が壊れてもいいやと思っていたので。それでも打ちに行こうと、左を上手く使っていこうという作戦でした」と決勝は捨て身で行く覚悟だったとしたが、「右のプレッシャーをかけられなかったのとテイクダウンに自分から行けなかった」と敗因をあげた。