MMA
インタビュー

【RIZIN】井上直樹「圧倒しないとダメ」×扇久保博正「30代半の男の、どんなことをしてでも夢を掴み切る姿を見せたい」=大晦日GP準決勝

2021/12/30 15:12

扇久保博正「ここ2、3年の試合は常に『この試合が最後になっていい』という覚悟で戦っている」

──現在の心境をお聞かせください。

「一年間戦ってきたので、やっとここまでたどり着いたなという心境です」

──対戦相手の井上直樹選手の印象を。

「打撃の距離がすごい良くて、あと寝技の極めがある選手です」

──試合展開は?

「5分3R、使ってしっかり戦おうと思っています。(フルラウンドの)覚悟でいます」

──髪の毛は金髪でいつものパラエストラ千葉ネットワークの剃り込みを?

「はい。いつものルーティンなので、入れてきました」

──「解き放ちたい」と言っていました。何を?

「やっと井上選手と戦えるので。自分の持てる力を早く全力で解き放ちたいという気持ちです」

──練習環境は?

「練習も作戦も自分のジムで作ってきました」

──距離の長い井上戦手と戦う術は見えている?

「はい、見えています」

──MMAを16年やって「リングの上で人生が出る」と。キャリアにおいて培った引き出しや、しんどい場面で勝ち切るという気持ちがありますか。

「そういうところが大晦日の試合で出るかなと思っています」

──成長や進化はどの点?

「進化というより、いろいろ骨折とかもあって、いろいろ乗り越えてきたので、メンタルが図太くなってきたかなと思います」

──対戦相手の年齢が下がっていくなかで、30代のキャリアの集大成の試合になりますか。

「自分的にはここ2、3年の試合は常に“この試合が最後になっていい”という覚悟で戦っています。つねに集大成のつもりで戦っているので今回もそのつもりです」

──勝利のマイクまでイメージしている?

「はい。すべて。家に帰るまでのイメージトレーニングしています」

──決勝に上がればメインイベントはフジテレビの生中継になります。自身の戦いを格闘技ファン以外にもどんなところを見せたいですか。

「ほかの3人は20代前半で、30代半ばに差し掛かった男の、どんなことをしてでも夢を掴み切るという姿を見せたいです」

──最後に意気込みをお聞かせください。

「絶対に自分が優勝すると思っているので、何があっても優勝しようと思っています」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント