坂本が未知の在日米軍ファイターとの対戦を迎える
2021年12月19日(日)東京・ゴールドジムサウス東京ANNEX『SHOOT BOXING 2021 ヤングシーザー杯』の全対戦カードが決定した。
新たに決まったのはヘビー級3分3R延長無制限Rで、SB日本ヘビー級2位・坂本優起(シーザージム)vsジャミオン・モス(アメリカ/小比類巻道場三沢支部)。
坂本は2009年11月にプロデビュー戦を行い敗れたものの、その後は12連勝をマーク。2013年4月には鈴木悟を破り、SB日本スーパーウェルター級王座を奪取した。2014年4月には小西拓槙、11月には内村洋次郎、2015年2月には長島☆自演乙☆雄一郎、6月にはT-98を破るなどSB中量級のエースとして大活躍したが、2015年後半からは黒星が増え、2020年12月に思い切ってヘビー級に転向。現在まで3連勝を飾っている。戦績は33勝(7KO)16敗。
対するモスは身長189cm、体重104kgの体格を誇る在日米軍ファイター。小比類巻道場三沢支部所属の選手は宮城県で開催されている『戦場』や『A-LEAGUE』に出場して猛威を振るっている。フィジカルが強いのは間違いないだろう。
57.0kg契約2分3R延長1Rでは、神谷優良(KKC)vs北川柚(京都野口ジム)の女子マッチも決定。
神谷はフルコンタクト空手の統一団体であるJFKOを筆頭に、JKJOなど多くの大会で結果を残した空手家。11月のSB愛知大会でプロデビュー戦を行い、RISEの村上悠佳に判定3-0(29-28×3)で敗れたものの、デビュー戦とは思えない動きで観客を驚かせた。北川は1月のREBELSに参戦し、寺西美緒を右ストレート、組んでのヒザ蹴りで圧倒して判定勝ちしている。
また、山田虎矢太(シーザージム)との対戦が決定していたSB初参戦の蒼士(TEAM F.O.D)は練習中に助骨を骨折したために欠場。蒼士の代役として急遽、ポーン・シリラックムエタイジム(タイ)が出場することが決定した。
(写真)9月大会で笠原友希からダウンを奪っているポーン
ポーンはポンチャン・ペッノンセン、ポンちゃん・ブレイブジムなどの名で日本で試合をしているベテランのムエタイ戦士。前戦は7月の『スックワンキントーン』で福田海斗にヒジ打ちでTKO負けを喫しているが、朝陽・PKセンチャイムエタイジム、馬渡亮太といった国内ムエタイの若き実力者たちと拳を交えている。SBには9月のシリーズ第四戦で笠原友希に2RKO負けを喫したが、1Rに笠原からダウンを奪う剛腕ぶりを見せつけた。
5戦無敗を誇る虎矢太はムエタイとの初対決で勝利することができるか。
これにより、今大会は全5試合で行われることとなった。