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【REBELS】10戦全勝7KOで王座獲りに挑む鈴木宙樹の理想は城戸康裕、ブレブレのKO宣言も

2019/05/28 16:05
2019年6月9日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.61』のメインイベントで、WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・葵拳士郎(マイウェイジム)とREBELS 60kg級王座決定戦を争う鈴木宙樹(クロスポイント吉祥寺)が、5月28日(火)都内所属ジムにて公開練習を行った。  10戦全勝7KOを誇る鈴木は持ち前の強打に加え、三日月蹴りやミドルキックをミットに叩き込み、「調子はバッチリです。前回減量に失敗したんですが今回は会長の話を聞いて早めに減量して、あと5~6kgなので減量も大丈夫です。メインのプレッシャーもあまりないです。試合でも緊張しない方なので。ベルトが懸かっているのでやる気はありますが、プレッシャーはないのでいつも通り動けると思います」と、絶好調ぶりをアピール。  今大会では初めて応援シートが設けられ、すでに完売したが「40席くらいで…もうちょっと来てくれると思っていたんですが…」というが、「ずっと応援してくれているる人たちが来てくれるので、その人たちのために頑張ろうと思います!」と、応援は数じゃないと話す。  対戦する葵は鈴木の約3倍のキャリアを持ち、すでにタイトルも保持している選手。「格上とここまでやってきましたが、ここまで格上は初めて。細かい技術では勝っていると思うけれど、全体的に見たら技術で劣ると思います。やはり経験の差は大きいので、そこを勢いで負けないように前へ出て勝っていきたい。技術では負けるけれど、気持ちで勝ちます」とキャリアの差は勢いと気持ちで埋めるという。 「一応作戦は完成しています。打ち合いはしてくれないと思う。相手も僕はパンチが強いと言っているし、予想では待ち(のスタイル)で来ると思う。それをさせないように前へ出て倒したいと思います。普段しないような戦い方をして倒したい。いつもはカウンターを狙って待って攻撃するけれど、今回は自分のペースで前へプレッシャーをかけて倒したい。いつもとは違うぞってところを見せたいです」と、自分から前へ出て倒しに行くと宣言。  勝てばプロ初戴冠。レベルスの王座は「デビューしてからずっと欲しくてコツコツ頑張ってきました。いいチャンスを得て感謝しています」と思い入れのあるもので、「レベルスが一番強いことを証明するために頑張っていきたい。他にない面白さ、強さ、カッコよさを兼ね備えたチャンピオンになりたい」と自分が理想とするチャンピオン像を思い描いている。  セミファイナルには同門で同じくレベルス新世代として期待されている栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)が出るが、鈴木は「ライバル視している」という。 「イケメンで強くてモテて似ているじゃないですか(笑)。ライバル心はありますが、言っても祥梧さんはセミなので、そこでは勝っている。比較されるのは嫌です。悔しいけれど向こうはモテるんですよ。ツバを吐きたくなるくらいモテる。生まれ変わったら祥梧さんになりたいくらいなので、自分も華のある選手に近付いていきたいですね」という鈴木が目指すのは、K-1の城戸康裕。 「自分の理想は“レベルスの城戸康裕”選手。面白くて強い選手を目指していきます。まずはREBELS TV(インターネット番組)の司会をやりたい」と夢を膨らませた。  そして最後には「圧勝するところを見せたい。得意の右ストレートで倒せたら倒したい。いや、倒せるもので倒します。いや、ハイキックで倒します。今まで出していない技を出します。そのために蹴り技を練習してきました。でもメインイベンターとして最後は右ストレートで倒します」と、ブレブレのKO宣言が飛び出した。
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