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【DEEP JEWELS】再起を懸けるケイト・ロータス「“これがMMAだぞ”って試合がしたい。これからどうなっていきたいかを今回の試合で出す」

2021/12/09 11:12
【DEEP JEWELS】再起を懸けるケイト・ロータス「“これがMMAだぞ”って試合がしたい。これからどうなっていきたいかを今回の試合で出す」

10月から東京に活動拠点を移し、さらに腕を磨いてきたケイト。まだ短い期間だが、その成果を発揮することが出来るか

 2021年12月11日(土)東京・竹芝ニューピアホール『skyticket Presents DEEP JEWELS 35』の第8試合で、栗山葵(SMOKER GYM)と対戦するケイト・ロータス(KING GYM KOBE)。

 ケイトは 柔道、糸東流空手の型、ボディビル、スポーツインストラクターを務めていた経験をバックボーンに持ち、2020年12月のプロデビュー戦で熊谷麻理奈を腕十字で極める一本勝ちも、3月大会でHIMEの打撃に後退し、プロ2戦目で初黒星を喫した。続く9月大会でもAACCのミッコ・ニルバーナ相手に組みで下となり判定負け。いずれも接戦ながら現在2連敗中だ。


 そのビジュアルで“モデル級美女ファイター”としてデビュー前から注目を集めたが、プロファイターとしては連敗で窮地に立たされている。そのため10月から東京へ活動拠点を移し、以前にも出稽古をしていた元DEEPライト&フェザー級王者・横田一則のK-Clannを中心に腕を磨き、再起を懸ける。

 今回の試合が決まって、ケイトは「本当は12月出るか迷っていたんですが、決まったからには勝ちに行くという気持ちと、いろんな技術を試合でも試したいという気持ちです」と、もう少し練習期間をおいた方がいいかもしれないとの迷いがあったというが、今はここまで練習してきたものを試したいと前向きになっているという。


「東京に活動拠点を移してから、練習時間が朝と夜に増やせたことが自分の中で1番大きいです。K-Clannの選手は皆さん意識が高いし、何より体力や技術が凄くて今はまだついていくのに必死ですが、それを当たり前にこなせるようにしていきたいです」と、まだ慣れていない部分もあるが、練習量が増えて手応えもあるようだ。

 対戦する栗山の印象は「ザ、ストライカーって感じですよね。パンチもキックも使えるし、怖がらず前に出てくるタイプの選手って印象があります」と評し、「打撃だけ、とか女子特有の組みだけ、じゃなくて“これがMMAだぞ”って試合がしたいです。栗山選手も盛り上がる試合が好きだと思うので、そこは上手く噛み合うと思っています」と、打撃・組み・テイクダウン・寝技の全てを駆使した試合で、盛り上がる試合をしたいとする。


 さらにケイトは「負けが続いていろいろと言われることがありますが、プロとしてやっていくと決めた気持ちや、これからどうなっていきたいかを今回の試合で出すので、そこをぜひ見て、感じて欲しいです」との決意を語る。

 そんなケイトに2022年の目標を聞くと「経験が少ないので1戦1戦を大事に、練習や試合の中で沢山のことを学びながら確実に1歩ずつ勝ち上がっていきたいです。最終的にはやっぱりDEEPJEWELSのチャンピオンになりたいし、RIZINにも出場したいです」と、1戦1戦を大事にして成長していくことを掲げた。

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