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2021年12月12日(日)後楽園ホールで開催される『RISE 153』セミファイナルにて、-63.3kg契約で、RISEライト級1位の秀樹(新宿レフティージム)と、3年ぶり復帰となるウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428)が対戦する。
▼セミファイナル -63.3kg契約 3分3R延長1R
秀樹(新宿レフティージム/ライト級1位、K-1 REVOLUTION FINAL -65㎏級世界王者)
ウザ強ヨシヤ(FIGHT CLUB 428/2017年度J-NETWORKライト級新人王)
秀樹はフィジカルの強さを活かしたパワフルな打撃でRISEライト級のトップクラスに君臨。2019年2月には白鳥大珠と第5代ライト級王座決定戦を争っている(白鳥がTKO勝ち)。また、『KNOCK OUT』のスーパーライト級トーナメントでも準優勝を果たした。
2020年1月、原口健飛とRISEライト級王座決定戦を争ったが、1R2分23秒、KO負けを喫して悲願だった王座獲得ならず。2021年1月にも直樹とRISEライト級王座決定戦を争ったが判定3-0で敗れた。5月の前戦では、NJKFスーパーライト級王者・畠山隼人に判定勝ち。戦績は20勝(10KO)5敗。
7カ月ぶりの試合で決まった、3年ぶり復帰の“ウザい”相手に対し、秀樹は「完封して倒して勝つ」と宣言した。
自分の上に3人いる。その相手と僕がやらない限り自分も前には進めないから、一人ずつ潰していく
――秀樹選手は、今回7カ月ぶりの試合になります。
「はい、そうですね。プロで復帰してから今までの中で一番期間の空いた試合になるんですけど、空いてた期間もしっかり準備はしてたんでそこまで誤差はないと思いますけど、かなり空いた期間がありましたね」
――この空いた期間でどんなことを重点的に練習してきましたか。
「若い選手がどんどんアピールとかもしてきてるし、自分の位置的にも挑戦させられるような立ち位置なんで、そういう選手に当たったときにどういう風に対応するかとか、新しい引き出しを増やしていくっていうような練習をずっとしてきましたね」
――今回まさに新しい選手といいますか、復帰したウザ強ヨシヤ選手との対戦になりました。
「ちょっと稲石(竜弥)さんに似てるのかなとは思いますね、感じ的には。そんなにウザい感じはまだ伝わってないんで、こっからどんどんウザさを爆発してくると思うんでそのウザさを体験するのもちょっと楽しみですね」
――後ろのポスターでウザ強選手から見られているような感じですけど……。
「挑発してきてるなっていうのが、この目が。でもまだ大丈夫ですね。目見るとちょっとウザいんであんま目見ないようにします」
――今までウザ強選手と喋ったりしたことはありますか。
「いや、全くないですね。やるとも思ってなかったんでそこはちょっと意外だったなって思ってます」
――最初にウザ強選手との対戦オファーが来た時の気持ちは?
「自分も試合期間あんまり空いちゃいけないんで、誰でも良いかなって思ってたんで、そこはウザ強がどうこうっていうよりも、しっかり決まった相手とやってしっかり倒すっていう感じで受け入れましたね」
――ウザ強選手は復帰したばっかりでRISEのランキングには入ってませんが、ランキング入りにも興味持ってるようです。
「自分のディフェンステクニックであれば一発当たらないと思うんで、そこは自信持って戦いたいなって思います」
――じゃあ一発もクリーンヒットさせない自信がある?
「そうですね、完封して倒して勝つと思います」
――自信満々ですね。
「この空いてた期間っていうのは本当に何となく過ごしてたわけじゃないんで、自分もどういう立ち位置かわかってるし、どういう展開で行けば上に上り詰められるっていうのをイメージしながら練習してきたんで、そこは今回の試合に限ってじゃないですけど自信もって試合に臨めるなって思ってます」
――今のRISEのライト級戦線に関してはいかがですか。
「自分の上に3人いると思ってて、その相手と僕がやらない限り自分も前には進めないんで、一人ずつ潰して最終的には今一番上の原口君を倒したいなって思ってます」
――では、それが2022年の課題になってくるわけですね。
「課題というかもう2022年は僕の年にします。自信あります」
――全く新しい秀樹を見せられる自信に満ち溢れていると。
「めちゃめちゃ自信もあるし、そこであんまり油断をせずにしっかり自分の良いところを出しつつ油断しないで完封するっていうのは今の自分の中のイメージにしっかりあります」
――それはやっぱり二人目のお子さんが産まれたこととかもモチベーションになっていますか。
「そうですね、子供はやっぱりエネルギーとしてデカいですね。負けると子供も何か伝わるのかテンションが低くなるというかその日はなんか慰めてくれるような感情とかも伝わってくるんで、そういうのを思うとお父さんとしても負けちゃいけないなって思いますね」
――長男の太陽くんもお父さんの機嫌を見るというか、空気を見るような年頃に?
「もう4歳になったんで、だんだんお父さんが何やってるのかっていうのを記憶も残るような年齢になってきたんで、そこはもう太陽の成長と共に僕も今まで以上に良いものを見せていかなきゃなって、親父の背中を見せていかなきゃなって思ってます」
――では今回は、家族総出で応援という感じになりますかね。
「そうですね、いつかに関してはその後の美味しいもの食べれるとかを期待してると思いますけど(笑)。子供に関しては背中を押してくれてますね」
――いつかさんは試合後何を食べようと計画してるんでしょう。
「いつかが11月に誕生日だったんですけど僕が試合前でどこも行けてなかったんで、美味しい焼肉に行く約束をしてるんで、試合で勝つ=焼肉を気持ちよく食べれるっていうそっちの方がデカいんじゃないかなって個人的には思ってます(笑)」
――そこで勝利の美酒を味わいたいと。
「そうですね、勝てば全てが気持ちよく終わるんで、年内最後ですし絶対勝って家族笑顔で今年を締めたいなって思ってます」
――いつかさんからはかなり発破かけられてますか。
「結構世間的な目で見ると(相手は)格下っていう風に思われてるんで、ダウンするとか一発貰うとかはないようにしないとねっていう風に言われてますね。そこで実力の差をしっかり見せつけて勝ってこいと発破かけられてますね」
――最後にこの試合を期待してるファンにメッセージをお願いします。
「皆さんいつも応援ありがとうございます。7カ月ぶりの試合になりますが、熱い秀樹らしいファイトを見せますので引き続き応援よろしくお願いします!」