身長ではRUI(左)が13cm、体重では石井が約21kg上回る(C)K-1
2021年12月4日(土)エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館第1競技場)『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』の前日計量&記者会見が、3日(金)府内にて13:00より行われた。
第12試合のスーパーファイトK-1スーパー・ヘビー級3分3R延長1Rで対戦する、石井慧(クロアチア/チーム・クロコップ)は110.65kg、RUI(K-1ジム福岡チームbeginning)は89.9kgでそれぞれ計量をパス。
続いて行われた会見でRUIは「たくさんの人に支えられて応援されてここまで準備してきました。明日は土俵は違えど世界を獲った石井選手に、ここまで積み重ねてきたものを全力でぶつけたい」、石井は「明日はKO勝ちを目指して頑張りたいと思います」と意気込み。
RUIと石井は約21kgの差。これについてRUIは「やっぱりデカいなと思いましたね。僕もオファーをいただいた時は体重を上げて挑戦しようと思ってました。でも(体重を)増やしたら増やしたで全く自分の動きが出来ないというか練習に支障も出るようになって、そういう中で応援していただている方と食事の改善をしました。
アレルギー検査もして、自分にいいもの、好きだけど実は自分の体に合わなかったものだったりを、いろいろ知ることが出来て、食の改善をして、今日体が出来上がった次第です。実際に調べてみないと分からないことばかりで、それでもたくさんの方、たくさんの人に支えられていることでそういった準備が整いました。
体重差は約20kgあるんですけれど、昔のK-1はそれでもバチバチ倒し合いをしてテレビの中で戦ってましたし、明日はそんな重量級らしいK-1を石井選手と体現したいと思っています。石井選手となら体現できると考えています。自分の気持ち的に100kgに近づけたかったですね。でも、全然上がらなくて、増えなくて(苦笑)、増えたなと思ったら一晩寝たらすぐに落ちてしまって。実際に90kg近いほうが自分のベストパフォーマンスは出来るなと確信していますし、無理に上げなくてもいいかなと思いました」と、その理由を話した。
一方、石井は「明日、お互い頑張りましょうっていう感じですかね。(ゲームプランは)ここでは言えないので明日を楽しみにしていてください」と、言葉少なく語った。