キックボクシング
インタビュー

【ONE】世界の強豪を倒し18連勝中の中国トップファイター迎え撃つ秋元皓貴「自分の強さを世界に証明できる」

2021/11/30 20:11
【ONE】世界の強豪を倒し18連勝中の中国トップファイター迎え撃つ秋元皓貴「自分の強さを世界に証明できる」

この一戦に勝てばタイトル挑戦も見えてくる秋元(C)ONE Championship

 2021年12月3日(金)シンガポール・インドアスタジアムにて「ONE: WINTER WARRIORS」が開催される。

 日本時間の午後9時30分から、ONE SUPPER APPおよびABEMA格闘チャンネルで中継される同大会では、第4試合に日本から秋元皓貴(Evolve)が参戦。


 秋元は、小学2年時に空手を始め、2007年10月に15歳でプロデビュー。2008年8月の「K-1 甲子園 KING OF UNDER 18~FINAL16~」で江幡睦に判定勝ち。2011年7月に、19歳にして元ルンピニースタジアム認定二階級王者で現役ランカーのピンサヤーム・ソー.アムヌアイシリチョークに2RにKO勝ちを収めた。2012年10月の森井洋介戦では、5R判定勝ちでデビュー以来無敗のままWBCムエタイ日本フェザー級タイトルを獲得。

 2014年からフルコンタクト空手に復帰し、2017年のJFKO第4回全日本フルコンタクト空手選手権軽量級で優勝。2018年8月にシンガポールのメガジム「Evolve MMA」のトライアウトを受けて合格。10月には日本から拠点を移し、2019年1月に約6年ぶりのキックボクシングの試合をONEで行って勝利するも3月のヨゼフ・ラシリ戦でプロ21戦目にして初黒星。しかし、その後はONEで3連勝している。


 今大会ではONE初参戦のチュー・ジェンリャン(中国)と対戦。ジェンリャンは中国の国家ムエタイチームの一員として活躍。2013年中国ムエタイ選手権-75kg級で金メダルを獲得し、同年にプロデビュー。2014年WLF-65kg級インターコンチネンタル王者、2014年S-1“皇后杯”王者、2015年S-1“泰皇杯”王者、2016年WLF -67kg級世界カンフー王者、2017年GOH世界フェザー級王者、2019年ISKAスーパーフェザー級世界王者などに就いている中国のトップキックボクサーだ。日本にも2017年7月に『Krush』に来日し、小宮由紀博から判定勝ちを収めているほか、2018年1月には長島☆自演乙☆雄一郎にもTKO勝ちしている。

 ディラン・サルバドール、ケム・シッソーンピーノン、イリアス・ブライド、ジョムトーン・チュワタナ、モサブ・アムラーニ、サゲッダーオ・ペットパヤタイといった世界に名を知られる強豪たちからも勝利を収めており、2016年8月にモロッコにてフランス人選手に敗れて以降は18連勝中。中国国内だけで試合をしているわけではなく、ポルトガルやブラジル、スイス、タイ、アメリカ、ニュージーランドなどにも遠征して勝利している。戦績は53勝(23KO)7敗。31歳のチューは英国ラフバラ大学でスポーツマーケティングの修士号を取得するため、試合から遠ざかっていたが、今回、ONEで復帰となる。

 強豪を迎え撃つ秋元のインタビューが主催者を通じて届いた。

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