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【K-1】今年に懸ける芦澤竜誠「K-1の神が俺に味方する。武尊? 皇治? 違う、今後のK-1もいまや芦澤だから」

2019/05/24 20:05
【K-1】今年に懸ける芦澤竜誠「K-1の神が俺に味方する。武尊? 皇治? 違う、今後のK-1もいまや芦澤だから」

K-1の主役は俺だ、と今回も毒をまき散らした芦澤

2019年6月30日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』。

 同大会のK-1スーパー・フェザー級スーパーファイト3分3R・延長1Rで、大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する芦澤竜誠(K-1ジム総本部チームペガサス)が5月24日(金)都内所属ジムにて公開練習を行った。


 パンチのみのミット打ちを2分行った芦澤は、そのほとんどがジャブ、時折右ストレートを出したのみで終え、「今日は温存っすね」と話した。本格的な練習も「まだっすね」と言い、「1カ月切ってからしっかり追い込めるように上げていっているところ。(コンディションは)いつもバッチリですよ。特に今回はバッチリにする」と、まだ準備段階のようだ。

 今回も体力アップを中心にしていくとし、「技術面で負ける相手じゃない。フィジカルどうこうではなく、あいつはフィジカルが強いと言われているが階級差も関係ない」と、体力面を100に持っていくという。

 これまでのフェザー級(-57.5kg)からスーパー・フェザー級(-60kg)に上げることについては「通常体重も64kgしかないけど余裕です」とし、記者会見での「俺は今回の試合でお終いだと思って戦う」との発言について「俺がそういう覚悟をした時に負けたらK-1が終わる。だからK-1の神が俺に味方する。大岩選手が勝ったところでK-1に何かいいことあるんですか?」と、自分が勝たないといけないからと説明した。

 そして、記者会見と昨日行われた公開練習での大岩の発言に怒り心頭。


「こんなに喋るヤツだったかな、と思った。3KO(2018年12月の島野戦を除く)で天狗になっている。雑魚を倒したくらいで。俺から言わせれば誰ですかって相手ですよ。そんなんに勝って、雑魚とやって粋がれていいっすねって感じ。あっちも成長しているし、前回よりレベルの高い試合になるが、俺が余裕で勝つ。持っているものが違う。お前が芦澤と試合できることに感謝しろ、クソガキが。ミット打ちで鎖着けててバカなのか? 犬じゃねえか、お前は犬だよ。そこらに飼われている犬と一緒。普通に分からせるために今回は倒さないといけない」と、毒舌を全開させる。

 また、大岩の「芦澤選手は引退って言葉を軽々しく使っていると思う」との発言に関しても「お前ごときが、お前の物差しで俺を計るな」と一蹴。

 大岩は3月の試合で1R1分3秒、一撃KO劇を演じているが「その試合は見ていない。俺にそのパンチが当たるんですかね? 打たれ弱いヤツを倒したくらいで天狗になっているな。俺は絶対にそんな倒れ方はしない。俺を倒すなら失神KOしかない。もし当たれば、ね。攻略はいくらでもできる普通のパンチだから、当たらないと思う」と、大岩のパンチは当たらないと豪語する。


 さらに「一方的だと思う。あいつも打たれ弱くはないので簡単には倒れないが、何もできないと思って試合中にヘラヘラ笑うはずですよ。何をすればいいか分からないから、バカだからヘラヘラするはず。余裕だと思いますよ。いや、余裕とは違うけれど俺が確実に勝つ」と、何もできずに笑うしかない大岩の姿が目に浮かぶとまで言う。

 今回の試合は皇治戦をアピールしている者同士の戦いであり、勝った方が8月24日(土)エディオンアリーナ大阪で開催されるK-1で皇治と対戦することが確実視されているが、「俺は1試合1試合に人生を懸けるから、先の皇治戦のことは考えないで戦う。でも、大岩選手のファンですら皇治vs大岩を見たくないでしょ? 芦澤vs皇治を見たいと思う」と、大阪で皇治と戦うのは自分しかいないと断言。


 そして「今後のK-1もいまや芦澤だから。武尊? 皇治? 違う、俺っすよ。その3人の中で俺だけが結果を残していないのに騒がれている。じゃあ、結果を残したらどうなるのかって感じです」と、今のK-1の主役は自分だと言い放った。

「K-1も神も全て俺の味方」「有名になる前から俺が一番強いと思っている」と、他にも芦澤節を次々と炸裂させた芦澤は「今年の夏は遊ばない。理由は厄年なので、変なことに巻き込まれるから。今年の夏は格闘家らしい行動をします。毎年ハメを外すけれど、はずさないで格闘家という意識をもってやる。それだけ今年に人生を懸けているんですよ。海外へも練習に行きたいですね。芦澤はどこへ行ってもチヤホヤされるから、誰も俺を知らないところで練習したいです」と、夏休みも返上で今年は自分に懸けると意気込んだ。

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