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【DEEP】『DEEP 105』の同日昼に『DEEP TOKYO』開催が決定。高野優樹vs.橋本優大、期待の中村真人と4連勝中の木戸脇広樹が対戦! THE OUTSIDER優勝の牧野滉風がDEEP初参戦=12月12日(日)竹柴

2021/11/02 12:11
 2021年12月12日(日)12時から東京竹芝のニューピアホールで『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021』の開催が決定。9カードが発表された。17時開始の『DEEP 105 IMPACT』と同日開催となる。 ▼DEEPバンタム級 5分2R高野優樹(フリー)橋本優大(CAVE)  MMA9勝7敗の高野は、レスリング出身の29歳。2016年6月に釜谷真のギロチンで一本負けも、2016年11月に沼倉雄太に判定勝ち。2017年3月には若菜千明に腕十字で一本勝ちで連勝も、7月に窪田泰斗に判定負け。10月に城田和秀に1R TKO勝ちを収めて以来、2年間試合から遠ざかっていたが、和術慧舟會HEARTSからハワイのグレイシー・テクニッスク・ホノルルで武者修行を積み帰国。  2019年12月、2年ぶりの試合でいきなり元王者・大塚隆史と対戦するも判定0-3で敗れた。2020年8月には、修斗からDEEPに参戦した笹晋久にギロチンチョークで一本負けで連敗。しかし、2020年11月の「DEEP&PANCRASE」大阪大会で赤尾セイジに1R、左右ラッシュから右ハイ、パウンドでTKO勝ち。再起を遂げている。  対する橋本は、MMA4勝1敗。幼少期よりサッカーに明け暮れるが、高校生の時にrootsに入門。第1回東海アマチュア修斗フェザー級で準優勝後、大学卒業で就職し格闘技からいったん離れるも、プロへの夢を諦めきれずCAVEの門を叩き、2015年のPANCRASEプロ昇格トーナメントバンタム級で優勝。  フューチャーキングトーナメントでの活躍後、プロデビューから小川隼也、柳澪、小野隆史、ヒロヤを破り4連勝も、2021年9月に実力者・COROに三角絞めを極められ一本負け。プロ初黒星を喫した。  レスリング&強打の高野に、強いフィジカルからギロチンチョークも得意とする橋本。バンタム級戦線で上位に名乗りを挙げるのは高野か橋本か。 ▼DEEPライト級 5分2R大山釼呑助(INFIGHT JAPAN)Street★Bob洸助(LEGION TOP TEAM)  10勝6敗の大山は、プロボクサーから総合格闘家に転向し、滝田J太郎、藤澤優作、永瀬功相手に3試合連続の腕十字で勝利。2018年2月に韓国のAngel's Fight王者ムン・ギボムに判定負け後、2年間のブランクがあったが、2020年3月に戦線復帰。ハリー・スタローン戦でグラウンド状態でヒザ蹴りを受けて反則勝ち。2021年7月に泰斗にテイクダウン&パウンドでスプリット判定勝ち。復活を遂げている。  洸助は、2020年12月にケンヤスキーに5秒KO負け後、2021年3月に泰斗にヒザ十字で一本負け。2021年6月にKRAZY BEEの拳太郎にケージレスリングで勝負も判定負けで3連敗中。 [nextpage] 島袋vs.力也、注目の中村真人vs.木戸脇広樹も ▼DEEPフライ級 5分2R島袋 力(CORE)力也(フリー)  PANCRASEからDEEPに主戦場を移した島袋は2018年12月に安谷屋智弘とドロー後、2019年3月に神龍誠に判定負け、7月にFighting NEXUSでKOREAN TOP TEAMのオ・ヒョプチャンに1R TKO負け。10月DEEPでランボー宏輔のギロチンチョークに1R 一本負け、2020年3月には藤田大和に判定負けで4連敗。しかし、2020年8月に松丸息吹に判定勝ちで2年4カ月ぶりに白星を掴んでいる。  対する力也は、インカレで2連覇したレスリングエリート。アグレッシブな打撃を信条とするが、2020年は1勝3敗。2021年は2月に関原翔にパウンドでTKO負け後、6月に伊澤カズトをパウンドアウトで勝利。バンタム級からフライ級に下げて2021年9月に日比野“エビ中”純也と対戦も、1R、日比野の右ミドルからのダブルレッグテイクダウンで下になりパウンドアウトされている。 ▼DEEP 55.5kg以下 5分2R中村真人(レンジャーGYM)木戸脇広樹(GSB MACS)  中村は、フィリピンと日本のハーフ。9歳からグローブ空手を始め、15歳からアマチュアの試合に出場。2018年5月のマッハ祭りでは澤田良を1RでKO。Fighting NEXUSで3連敗後、ダバオで強化合宿を積み、2019年12月にDEEP初参戦。  2019年12月のDEEP93では香港出身のサイモン・シェに判定勝ち。2020年3月には多湖力翔にも判定勝ちで連勝も、2週間後のグアムBrawlで腕を負傷TKO負け。2021年6月の前戦で4連勝中の林豊にパウンドでTKO負けし、2連敗。しかし。2021年10月の根本元太戦で組み技で判定で競り勝ち、MMA戦績を4勝5敗としている。  対する木戸脇広樹は名古屋、大阪大会で負け無しの4連勝中。プロデビューから2試合判定勝ち後、2019年11月に河合歩夢に肩固めで一本勝ち。2021年7月の名古屋大会のメインイベントでは、多湖力翔に左フックを当てるなど、判定3-0で勝利。「いつもはタックルにガンガン入るんですが、初めてのメインなので打ち合っちゃいました。一本を極めたかったんですが勝ったんで、本戦に呼んでください。東京でも大阪でも行くんで」とアピールしていた。 [nextpage] THE OUTSIDER 60-65T優勝、ネオブラ準優勝の牧野滉風がDEEP初参戦 ▼DEEPウェルター級 5分2R嶋田伊吹(Fight Holic)レバナ・エゼキエル(BRAVE)  嶋田は4勝2敗。DEEPで2連勝後、2019年9月に米田奈央に一本負けも、2019年11月に中尾受太郎をパンチで左目を大きく腫らせてTKO勝ち。2020年11月に鈴木智也にも判定勝ちで再び2連勝。しかし、2021年4月の前戦では、パンクラス大阪稲垣組のホープ、木下憂朔に1R TKO負けを喫した。  レバナ・エゼキエルは、RIZIN参戦中のロクク・ダリの親戚。コンゴ出身で3歳から日本に在住し、小学生時代はバスケットボールと野球、中学時代は陸上競技を3年間行っていた。BRAVEジムでMMAを始め、2020年3月のGRACHAN×BRAVE FIGHTでカツヒロをパウンドアウト。2020年8月のDEEP初参戦では「朝倉未来一年チャレンジ」の畠山祐輔に判定負け後、2020年10月に鈴木琢仁に判定負けで2連敗。2021年10月にはラウェイのアンビータブル ルールで笠島竜二に判定勝ちしている。 ▼DEEP フェザー級 5分2R小川顕広(宇留野道場)牧野滉風(柔術&MMAアカデミーG-face)  小川は2017年の宮川博孝戦のTKO勝ち後、白川陸斗、遠藤大翼に判定負け、窪田泰斗に一本負け、横山京亮に判定負け、2021年6月の前戦では、オーロラユーキにも判定負けで5連敗中で後が無い状況だ。  対する牧野は、新極真空手歴13年、アマチュアキック18勝1敗1分、アマチュアMMA10勝5敗「THE OUTSIDER」2勝1敗で60-65トーナメントで優勝を果たしている。  2019年の「格闘代理戦争」では皇治軍団で怪我をした選手に代わり“北九州の暴れ馬”としてピンチヒッターで所属し、格闘センスを見せるもスパーリングでスタミナに難ありを露呈。その後、試合に出場することなく皇治軍団から離れている。  現在は、北九州のG-faceに所属しており、2012年ネオブラッド・トーナメントフェザー級優勝の原田惟紘代表のもと、2021年5月のネオブラッドトーナメント・フェザー級1DAY 4人トーナメントに出場。準決勝で星野豊に判定勝ちも、続く決勝で三宅輝砂にリアネイキドチョークで一本負け。準優勝となっている。今回がDEEP初参戦。 [nextpage] 涌井忍に1R KO勝ちのコマネチゆうた、フューチャーキング準優勝の岩見凌も出場 ▼DEEPウェルター級 5分2Rコマネチゆうた(Y&K ACADEMY)チョウ・テギ(フリー)  強力な右ストレートを武器にスダコンガ、涌井忍をいずれも1R KOに降しているゆうた。チョウは、2011年に大西健太郎、2021年4月に高橋弘に勝利も、2021年12月に秀虎に判定負け。 ▼DEEPバンタム級 5分2R岩見 凌(KIBAマーシャルアーツ)コマネチ竜太(Y&K ACADEMY)  長身の岩見は、2021年3月に16人参加の「DEEPフューチャーキングトーナメント2020」バンタム級で準優勝。決勝では八尋大輝の足払いからのパウンドでTKO負けだった。  コマネチ竜太は、2021年9月の浜松大会で青田剛に判定負け後、2021年10月に小原卓にリアネイキドチョークで一本負けしている。 ▼DEEPフェザー級 アマチュアSPルール 3分2R田中ユラ(Y&K ACADEMY)岡野雅司(パラエストラ東京)  中3でアマチュアDEEPでケージで戦った田中ユラ。大竹修斗にTKO負け。岡野雅司は柔術大会やグラップリングのFINISHにも出場している。
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