キックボクシング
インタビュー

【RIZIN】6連続KO勝ち中の“ハマの神童”吉成名高「ヒジ、ヒザ以外でも倒したい。僕が何で倒すのかを注目して下さい」

2021/10/22 22:10
【RIZIN】6連続KO勝ち中の“ハマの神童”吉成名高「ヒジ、ヒザ以外でも倒したい。僕が何で倒すのかを注目して下さい」

RIZINで3連続KO勝ち、ムエタイの試合も合わせると6連続KO勝ち中の名高が4度目のRIZIN参戦(C)RIZIN FF

 2021年10月24日(日)神奈川・ぴあアリーナMM『Yogibo presents RIZIN.31』の第4試合キックルール(※ヒジ有り)53.5kg契約3分3Rで、石川直樹(team Lit)と対戦する吉成名高(エイワスポーツジム)が22日(金)、リモート共同インタビューに出席した。

 RIZINでも3連続KO勝ちと破竹の快進撃を続けている名高が4度目の参戦、石川と対戦する。

“ハマの神童”名高は2018年12月、ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座を奪取し、日本人として7人目の同スタジアム王者になり、2019年4月15日にはルンピニースタジアム認定同級王座も獲得。日本人初のルンピニー王者になると同時に、ムエタイの2大殿堂であるルンピニーとラジャダムナンの王座を同時に保持した史上2人目の外国人(タイ人以外)選手となった。


(写真)9月のBOMでも1R1分23秒でKO勝ちした名高

 また、2017年4月にWMC世界ピン級王座、2018年4月には日本人4人目の快挙となるWBCムエタイ世界タイトル(ミニフライ級)を獲得。さらに同年9月にはIBFムエタイ世界ミニフライ級王座もKOで獲得し、日本人初のIBFムエタイ世界王者となっている。2019年12月のBOMではBOMフライ級初代王座決定トーナメントを圧倒的な強さで制した。これまで獲得したタイトルは実に7冠。9月の『BOM』でも1R1分23秒、ヒザ蹴りによるKOで圧勝した。

 対する石川は元・新日本キックボクシング協会フライ級王者、元ジャパンキック同級王者、スックワンキントーン認定スーパーフライ級王者の三冠王で、ジャパンキックでは5月のプレ旗揚げ戦、8月の旗揚げ戦ともにメインを務めたエースだったが、9月からフリーに。9月のKNOCK OUTでは判定3-0でユット・ZERO(タイ)に敗れている。首相撲からのヒザ蹴り・ヒジ打ちを得意とする。

階級を上げてどういう動きになるのか自分でも楽しみ

――現在の心境は?

「前回は9月26日にBOMで試合をしてから試合間隔が1カ月弱ぐらい。試合間隔が残ったままで練習ができて今までで一番調子がいいので、自分でもどういう試合になるのか凄く楽しみです」

――今回の試合は前回よりも体重を上げての試合になりますが、体調は順調?

「階級を上げた分、減量が少なくなったので減量の疲れが今回ありません。明日の計量が終わってご飯を食べたら、今までぐらいの体重に戻ると思うので、どういう動きになるのか、自分でも楽しみです」


――地元横浜での開催ということで気合いは入る?

「そうですね。友達も応援に来てくれるので、いいところを見せたいという気持ちはあります。いつも以上に気合いが入ります」

――対戦する石川直樹選手の印象は?

「自分が中学生の時にジュニアの試合に出ていた時からずっとトップで活躍しているのでリスペクトしていますが、同じムエタイの土俵でやっている選手なので、ムエタイ同士で負けられない気持ちはあります。強い相手ですが、今回もしっかり差を見せて勝ちたいと思います」

――同じジムの奥脇選手と一緒に出ることになって。

「竜哉が第1試合で自分が第4試合目ですが、竜哉もRIZINに出て盛り上げたいとずっと言っていたので、竜哉も熱い試合をしてもらっていいバトンをもらって二人で絶対に勝ちたいと思います」


――どういう試合展開を予想しますか?

「石川選手は首相撲、ヒジ打ちで攻めてきますが、自分はしっかり対応できるように練習しています。どんな展開になっても、最終的には自分のKOで終わるというイメージができているので楽しみにして下さい」

――石川選手に対して警戒点は?

「自分よりも身長が高いのでプレッシャーをかけて首相撲でくるのなかと。僕も首相撲が得意なので、相手の土俵でもしっかり勝つ試合をしたいです」

――以前の会見で「前回以上にインパクトある戦いをしたい」と言っていたが、イメージしている勝ち方は?

「前回はKOでしたが、ドクターストップでした。僕はヒジ打ち、ヒザ蹴りが得意だと思われてますが、違う技でも吉成名高は倒せるんだとみんなに思われる試合をしたいと思います。僕が何で倒すのかを注目して下さい」

――RIZINキック部門で関係者は大きな期待をしているが、これまでのパフォーマンスについてご自身ではどう評価しているか。

「去年からRIZINに参戦してから3戦して全部KOで勝っているので、そこはいいところだと思いますが、ファンはわかりやすい試合を求めているのでこれからも常にKOを狙いたいと思います」

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