2021年11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナ『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』の追加対戦カードが、10月22日(金)東京・後楽園ホール『RISE152』の大会中に緊急発表された。
RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント優勝・原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が、GLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)と-65kg契約で対戦する。
ペットパノムルンはサウスポーで164勝(27KO)36敗3分の戦績を誇り、2011年にプロムエタイ協会バンタム級王者、2013年にスーパーフェザー級王者となって2階級制覇。2015年にはトーナメント戦の『トヨタ・ムエマラソン』-64kg級で優勝、2016年にWMC世界ライト級王者となった。
セクサン、サムエー、ペットモラコット、チャムアックトーンらスター選手としのぎを削って勝利を収め、2016年8月からはGLORYに参戦。ザカリア・ゾウガリーやアブデラ・エズビリらから勝利を収めると、2018年9月に ロビン・ファン・ロスマレン(オランダ)に挑戦し、判定勝ちでGLORY世界フェザー級王座を奪取した。同王座は4度の防衛に成功している。また、2018年にはGLORYの“ノックアウト・オブ・ザ・イヤー”に輝いたことも。
当初は2021年2月の『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』にて原口との対戦が発表されたが、新型コロナウイルスの影響で来日が中止に。今回、待望の初来日を果たすことになる。
会場スクリーンにはペットパノムルンからのメッセージVTRが流され、「ついに日本で戦うことが決まりました。試合に向けて厳しいトレーニングをしており、今の私はほぼ100%の状態ですが、ここからさらに追い込み完璧に仕上げます。対戦相手の原口健飛はとても強いので、私にとって素晴らしい経験になるでしょう。この一戦はタイを始め世界中のファンに応援してもらいたい」とコメント。
RISEでは昨年2月以来の外国人選手来日を実現させた伊藤隆RISE代表は、リング上で「コロナ禍の中で外国人選手を呼ぶのは非常に大変です。今回、関係各所に多大なるご協力をいただきまして、特例という形で呼ぶことが出来ました。1年半ぶりに外国人選手が来日出来るようになってWORLD SERIESが新たにスタート出来ることになります。この試合、世界最高峰の戦いになると思います。世界中が注目する試合になると思います」と話す。
迎え撃つ原口は「まずこの世界最高峰のカードを実現させてくれた関係者の皆さん、本当にありがとうございました。ついに11月14日、地元大阪であのペットパノムルン選手が入国します。ほんまにRISEとんでもないことしたなと思うし、王者に対してめちゃくちゃ容赦ないと思いますし、それでこそガチやなというのが伝わると思う。やっと挑戦者としての僕が久しぶりに見られると思うので皆さん楽しみにしてもらいたいです。正直、今の実力も経験もペットパノムルン選手に劣るし、絶対に勝つとは言い切れないんですけれど、皆さんの力があれば絶対に勝てると思うので皆さん僕に力を貸して下さい」と、意気込みを語った。