ガッツンガッツン殴りつけて削ってっていうイメージ
――今回暫定王座を争う一馬選手なんですが、先ほどかなり強い選手とおっしゃってましたが相手としてはどうですか?
「戦いたかった相手なので。あとは誰が見ても強いんで。上弦の三日月とかも本人が相手は見えないだろうって言ってたんですけれど、多分見えない攻撃なんだろうなとは思いますし、相手も一生懸命当てようとしてくるんでしょうけれど、俺もそれで当たらないように頑張るので。強いですよね、いろいろ出来て」
――でしたら上弦の三日月とか一馬選手のオリジナル技も耐える・凌ぐ・避けるって色々考えてるわけですか?
「そうですね、色々そういうのを気を付けるように練習してきたので。あと3分5Rなので、5Rのうちにどっかで捕まえてボッコボコにしたろと思っています。そんな感じであんまり…凄い技だなとは思ってるんですけれど特になんとも思ってないですかね」
「キャラクターの部分ですか…経歴が凄いなと思って(笑)。本当そこらへんは凄いなって思ってますね」
――現時点で明かせる範囲内で構わないんですけれど、どんな結末になってると想像しますか?
「3分3Rって結構『早よ倒さんば』って感じで焦ったりするんですけれど、今回は5Rなのでどっかで捕まえて引っぱたいてひっくり返ってくれればなって思っているので、気分的には楽ですね」
――延長戦も無制限で設けられていますけど、そこまで突入する可能性はありますかね?
「どうなんですかね、行ったら行ったでこっちの方が分があると思っているので、後半に行けば行くほど俺の方が有利かなと。ガッツンガッツン殴りつけて削ってっていうイメージではいますね」
――5R制の試合は経験ありますか?
「一回あるんですけれどその時は2Rて終わったので、フルで5Rやったことはないですね」
――仮の話になりますけれど、初めて4R以降に突入したら自分の体力・スタミナはどうなっているか想像できますか?
「どうですかね…でもスタミナに関しては自分のスタイル的に耐えられるくらいの練習量をこなしてきたので、いけるだろうなとは思っていますね」
――今年の夏も秋も試合はなかったけれど練習三昧って感じでした?
「そこはもうキックボクシングを始めてから常に(相手が)格上っていう気持ちで戦ってきたので、この試合に向けての何カ月というよりも始めた頃から一個一個ゴールだと思ってやってきたので遊ぶとか特になく、これが遊びなんで(笑)、まぁ本気の遊びっていうんですかね、やってきたので」
――そこまでキックボクシングにのめり込んで打ち込んでるっていうことですね。
「そうですね。面白いですよね、キックボクシング。立ってはたき合うっていうのが好きなので、楽しいっすね」
――それが今連勝を生んでる要因ですかね?
「あとはやっぱり地方からやってやるぞっていう、一回でも負けたらもうオファーは来ないんだろうなっていう気持ちでやっているので、負けてもすぐ大きいところにポンって呼ばれる人間よりは覚悟は違うかなって思います。そうチャンス来ないので年齢的にも一個一個モノにしてかんと先がないので、そういうところでの気持ちの強さっていうのはあると思います」
――やっぱりそこは地方在住のキックボクサーとしてのメンタルの強さも見せたいって気持ちはありますか?
「めっちゃありますね、それはあります(笑)」
――でもそんなにハンデは感じてないんじゃないですか?
「感じてないですね。みんながハンデあると言ってくれてるので、寝るときニヤけるっすよね(笑)」
――試合まで毎日毎日ニヤけながら眠れそうですか?
「もうやることやってきたので、身体の調子、減量とかもいつも通り良くて、モチベーションはいつも以上って感じなんで、本当あとは戦うだけっていう感じなんで。
――最後にRISEファン、石月ファンに向けて熱いメッセージをお願いします。
「多分下馬評では自分の方が不利だと思われているんですけれど、それでケツに火がついてこの数カ月でかなり伸びたと思うので、試合当日どうなるか楽しみにしててもらえればと思います。『RISE』を22日に見せられるように残りしっかり仕上げるので、期待してください」