コンスタントに試合を行い、強豪との対戦経験も多い祥子JSK。長年のブランクがある渡辺久江に負けられない意地がある
2021年10月31日(日)東京・ゴールドジムサウス東京アネックスにて開催されるニュージャパンキックボクシング連盟『DUEL.22』で、約5年ぶりの復帰戦を行う元DEEP女子ライト級王者・久遠(=渡部久江/今回よりリングネームを変更/ZERO)。
その対戦相手であるミネルヴァ・アトム級3位・祥子JSK(治政館)が、自身のSNSにこの試合への想いを綴った。
祥子はアマチュアで試合を重ね、2012年6月にプロデビュー。出産から約6年間のブランクを経て、2019年1月にリングに復帰した。現在は2人の子どもを育てながら選手として活動するとともに、所属ジムとフィットネススタジオを代表として切り盛り。平岡琴、ぱんちゃん璃奈、Ayaka、伊藤紗弥といった強豪たちと拳を交え、タイトルマッチ経験も多い。前戦は2021年5月に『KNOCK OUT』でミネルヴァ・アトム級王者erika(=名前の後にハートマーク/SHINE沖縄)に判定で敗れている。
(写真)ぱんちゃん璃奈(左)とは2度対戦している祥子
「次戦決定。またしても相手はレジェンド! 10月31日に、NJKF興業 DUEL22の1部のメインで試合をさせて頂くことが決定しました! 相手選手は、女子格闘技のスーパースター渡辺久江選手」と、祥子は試合決定を報告。
「私は、自分が格闘技を始める前からテレビで見てました。まさか、自分が対戦する日が来るとは夢にも思いませんでした」と、自分が格闘技を始める前から活躍していた選手と対戦するのは“まさか”だったという。
(写真)現在進行形のレジェンド・伊藤紗弥(左)とも対戦した
「でも、今までも、そういう選手達とそういう気持ちで試合に挑んだ経験もあり、胸を借りて、というより、もう自信を持って、久江選手は5年振りの試合という事で、私は子育てしながらジムを運営しながら、選手を育てながら、でも、人に何を言われても信念を持って現役でやってきている意地と、強さを見せつけたいと思います」と現役を続けてきた意地を見せたいとする。
そして「リスペクトを持って、勝ちたいと思います」と、渡辺久江を超えて見せると綴った。