キックボクシング
ニュース

【NKB】メインは43歳・内田雅之vs野村怜央、セミは46歳・笹谷淳vsどん冷え貴哉、バンタム級王座決定トーナメントも開幕

2021/10/15 19:10
 2021年10月16日(土)東京・後楽園ホールにてNKB日本キックボクシング連盟『必勝シリーズvol.6』が開催される。  メインイベントは、元新日本キックボクシング協会フェザー級王者・内田雅之(KickBox)をNKBライト級3位・野村怜央(TEAM-KOK)が迎え撃つ一戦。  内田は2004年10月にデビューした43歳のベテラン選手で、2011年12月に新日本キックボクシング協会日本フェザー級王座を獲得。2019年7月には二階級制覇を狙って日本ライト級王座決定戦に臨んだが、高橋亨汰に敗れた。前戦は5月のジャパンキックで1Rと2Rに右ストレートでダウンを奪い、3Rにはバックスピンエルボーを決めて興之介に壮絶なTKO勝ちを収めた。戦績は32勝(8KO)13敗9分。  野村は2019年4月に大月晴明と対戦し、判定で敗れているもロー&ミドルキックで大月の強打に対抗。右フックでグラつかせる場面も作った。2020年8月にはINNOVATIONのリングに乗り込み、INNOVATIONスーパーフェザー級1位・櫻井健を2R1分54秒、TKOに破っている。6月大会でちさとKissMe!に判定勝ちし、8月にはNKBライト級王座挑戦者決定戦を行う予定だったが、体調不良により欠場。今回が再起戦となる。戦績は8勝(5KO)8敗2分。  セミファイナルではNKBウェルター級3位・笹谷淳(team COMRADE)がどん冷え貴哉(Maynish KICK BOXING)と対戦。  笹谷は2002年11月にデビューした46歳の大ベテラン選手で、元J-NETWORKウェルター級&スーパーウェルター級2階級王者。得意のヒジ打ちを武器に国内トップ選手たちと拳を交えてきた。4月大会ではメインイベンターを務めたが、渡部翔太に判定2-0で惜敗。戦績は27勝(8KO)29敗1分。  どん冷えは滋賀県大津市のMaynish KICK BOXING(メイニッシュキックボクシング)所属で、このジムの前身は“ムエタイ都市伝説”と呼ばれた初代REBELS-MUAYTHAIスーパーフェザー級&第10代NKBライト級王者ヤスユキ(2016年引退)を中心に個性派選手を多数輩出したDropoutであり、どん冷えはヤスユキのスパーリングパートナーとして鍛え上げられた生え抜きだという。4月大会では笹谷に勝利しているCAZ JANJIRAとドロー。戦績は17勝(5KO)15敗2分。  また、NKBバンタム級王座決定トーナメントが今大会からスタート。4名の選手がエントリーし、インターネットでのファン投票で当日のリングにて組み合わせが発表される。  出場選手はNKBバンタム級1位・高嶺幸良(真門ジム)、同級2位・海老原竜二(神武館)、同級3位・則武知宏(テツジム)、同級5位・龍太郎(真門ジム)。  高嶺は1999年6月にデビューした兵庫県出身の47歳で戦績は8勝(3KO)9敗6分。サウスポーの海老原は2015年4月にデビューした埼玉県出身の30歳で戦績は11勝(5KO)9敗。同じくサウスポーの則武は2017年2月にデビューした岡山県出身の26歳で戦績は8勝(4KO)4敗2分。龍太郎は2018年6月にデビューした大阪府出身の21歳で戦績は2勝(1KO)3敗1分。  どのような組み合わせとなり、12月の決勝へ駒を進める2選手は誰になるのか。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント