2021年10月15日(金)シンガポール・インドアスタジアムにて開催されるオール立ち技の大会「ONE: FIRST STRIKE」。出場する全12選手が最終計量及びハイドレーションテストを無事通過し、今夜行われる試合に臨むことが発表された。
(写真)メインで対戦するペトロシアン(左)とスーパーボンの両者気合いの入ったフェイスオフ メインイベントでは、無敵ジョルジオ・ペトロシアン(イタリア)がシッティチャイに勝利したスーパーボン(タイ)とONEフェザー級キックボクシング世界王座決定戦を行い、第5試合から第2試合は70kg級の世界トップクラスがズラリと並ぶ「フェザー級キックボクシング・ワールドグランプリ」の1回戦が争われる。
アンディ・サワー(オランダ)とチンギス・アラゾフ(ベラルーシ)は、前日計量の際に計量・ハイドレーションテストの要件を満たせず、大会当日の朝に再度計量・ハイドレーションテストを行ってのパスとなった。
第5試合でK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級王者マラット・グレゴリアン(アルメニア/ベルギー)と対戦するサワーは「このトーナメントが自分のキャリアの最終章。ベルトを獲れなかったら引退するだろう」と話しており、このトーナメントが最後の挑戦となりそうだ。そのサワーからONEの公式Twitterにてメッセージ動画が公開された。
サワーは「日本のファンの皆さん、世界中のファンの皆さん、アンディ・サワーです。何を言えばいいのかな…まずはありがとうございます。僕の人生の大半はおそらく人生のほとんどの時間で格闘技をして生きてきました。その中の7割ぐらいの格闘技キャリアは日本で築き上げました。だから日本のファンの皆さんに応援してくれたことを感謝しています。日本で戦うたびにいつもおもてなしに感動し、気持ちよく試合が出来ました。僕が日本に来た時はいつも試合を見てくれる皆さんから応援の気持ちやエネルギーをもらい、感謝しています。そしてまた金曜日に皆さんが応援してくれることを願っています。また日本で会いましょう。押忍」と、日本から応援して欲しいとのメッセージを送った。
なお、大会の模様は、2021年10月15日(金)の午後9時30分より、ABEMA 格闘チャンネルとONE公式アプリにて生配信される。
【計量・ハイドレーションテストの詳細】
▼ONEフェザー級キックボクシング世界タイトルマッチ (65.9kg~70.3kg)ジョルジオ・ペトロシアン (70.05kg/1.0091) スーパーボン (69.45kg/1.0152)
▼ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ準々決勝 (65.9kg~70.3kg)マラット・グレゴリアン (69.90kg/1.0074) アンディ・サワー (70.20kg/1.0210)
▼ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ準々決勝 (65.9kg~70.3kg)シッティチャイ (69.35kg/1.0099) タイフン・オズカン (69.05kg/1.0023)
▼ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ準々決勝 (65.9kg~70.3kg)サミー・サナ (69.90kg/1.0023) チンギス・アラゾフ (70.20kg/1.0207)
▼ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ準々決勝 (65.9kg~70.3kg)エンリコ・ケール (69.35/1.0187) ダビット・キリア (70.30/1.0203)
▼ヘビー級 キックボクシング (102.2kg~120.2kg)ラーデ・オパチッチ (110.20kg/1.0103) パトリック・シミッド (108.15kg/1.0005)